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昨年10月に松山智一さんのインタビューをプレジデントオンラインでも掲載しています。松山さんの経歴はとてもユニークです。記事の書き出しはこうです。

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どうやって現代美術作家になったのかとよく聞かれるんですが、僕はもともと美大に行ったわけでもなく、大学は経営学科で、学生をやりながらプロのスノーボーダーとして活動していました。そのスノーボードで足首に全治10カ月の大怪我をして「この職業を続けていくのは無理だな」と思ったんですね。それでどうしようとなったときに、雪上で自分を「表現」するのがスノーボードなら、別の世界で「表現」を生業にして生きたいと思ったんです。以前、スノーボードのデザインを手掛けたこともあって、本格的に商業デザインを学ぼうと、ニューヨークのプラット・インスティテュートという建築・デザイン系の大学に進みました。

現代アートとは自分流に「時代を切り取る」仕事 「1日2ドル」の生活から世界市場へ #POL https://president.jp/articles/-/30366
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あるジャンルを変えるのは、中心にいる人ではなく、辺縁にいる人だとよく指摘されます。松山さんはその典型ではないでしょうか。今回も刺激を受ける記事でした。
昨年の松山さん記事には「今後、世界はもちろんですが、日本の市場も席巻する予感がします。楽しみです」とコメントしました。

そして、NY壁画の歴史的延長、LA壁画、明治神宮のオブジェ、本記事で取材したJR新宿駅東口駅前広場「花尾さん」など、私の予感を凌駕する評価となっています。

そんな最先端を生きる現代アーティストの松山さんに、今の世界は、アメリカは、日本は、アート界はどう見えているのか。ぜひ共有してください。
僭越ながら、松山さんの凄さは物事の本質を捉える力と、そこに見えた課題を圧倒的な量で乗り越えていかれるところだと思います。

元々芸術家としてのキャリアは全く無かった頃から、ニューヨークという芸術家にとっては生か死かを分けるような街で戦い続け、それでも作品をただ投機的なマーケットで価値付けをするのではなく、いつも社会全体の中に存在し、発信しようという姿勢が変わっていないところ。

松山さんのアートというより、情熱そのものに惹かれるからアートにパワーを感じるのだと思います。東京、アジアでのご活躍も楽しみにしています。
現代アートをめぐる状況、日本人が海外で勝負する立ち位置について明晰に理解していることが分かるインタビューでした。

松山さんは現代アートの世界を「批評性が増すことで商業性が増す」とおっしゃっていますが、逆に商業性の高い日本アニメを現代アートに持ち込み批評性を獲得させたのが村上隆さん。(大量消費財を題材にしたアンディウォーホルのポップアートもそうです。)
またバンクシーは富裕層向けのアート市場を否定しオークション会場で自らの作品を裁断してますが、方向は逆でも商業に拘っているという意味では同じです。つまり現代アート領域はどういうスタンスを取るかは人それぞれでも、批評と同じくらい商業についても意識的であるべき分野なのだと思います。

こんな複雑性の高いゲームを行っている現代アートの世界でも東京という都市が注目されるのは素直にうれしいことだなと思います。またその強みが岡沢さんをはじめとするネイバーフッドの存在。この「内輪ノリ」が東京だとすればビジネス分野では否定されがちなガラパゴス化がカルチャーという側面で見ると強みになりうるのだなと思いました。
とても刺激的。

アートの持つ力ー リアリティとイマジネーションを思い切り感じました。美術館にあるものをゆっくりと鑑賞、、というイメージがどうしてもありますが、もっと日常に溶け込んでいくと身近になって市場も活性化するのかなと捉えます。

今はまだ形が無い自分の未来を想像して表現すること、それすなわちアートだと思いますので、もっと日常にアートが溶け込むと人生を長く豊かに楽しむことに貢献できそうだな、と思います。


最近インスパイアされたアートでは、nonowa国立のスタバさん
聴覚に障害のあるパートナーがありのまま居られる場所として、
手話などをモチーフにした絵なども展示されています。
実際に行ってみるましたがとても素晴らしい空間でした。

以下、参考までとして引用です。
https://www.starbucks.co.jp/press_release/pr2020-3511.php

> 「店舗のコンセプトは“Infinite Possibilities(無限の可能性)”。私たちパートナーの夢を店舗という形にしました。聴覚に障がいのあるパートナーやお客様にとって、ありのままの自分で居られる場所であり、障がいのある若者にとって夢や未来を描ける場所、そしてこの店舗を訪れた誰もが新たな気づきを得られる場所になればと考えています。」
この閉塞感をアートにしたらどうなるのか。少し明るい未来を描いたらどうなるのか。本当のアーティストの創作魂は今一番熱くなっているのではないでしょうか。
香港での展示を一度友人からの依頼で取り上げたことがあります。とてもまともな意見で、クリエーティブに、アーティスティックに、生きることを示してくれていると思います。

以下転載

ただ、これはあくまでも理想の形であり、商業性には経済状況が関係します。そのため、経済が打撃を受けたらアートにも当然影響は生じる。
アーティストとは、生き方であるのと同時に職業です。批評性と商業性の二つが両立しなければ、芸術家とは定義されません。
食べられる状況を生み出すのがまず1歩目なわけです。その1歩目がクリアできなければ、生き方にはならない。
「食えないから作品が作れない」ではなく、「作品を作って食えるようにする」んです。
非常に厳しい言葉があります。

「食えないから作品が作れない」ではなく、「作品を作って食えるようにする」
コロナで社会全体が苦境に立たされているこの状況は、「捉えること」に溢れている。

自分もアーティストの端くれとして考えさせられます。刺激的でした。
松山さん!日本に来ていましたね。分母の多い国から少ない国に来ると大変です。
是非みなさんも新宿の待ち合わせは「花尾」前にしましょう笑
"「『花尾』前で待ち合わせね」と、新宿の新たなアイコンになったらいいなと思います。"
アーティストが語る産業としての芸術。芸術家でも起業家でも、9.11やリーマンショックを乗り越えてきた方々の精神力の強さは学ぶべきところが多々あると感じました。
この連載について
キャリアの話題に関するNewsPicksオリジナルのインタビューやレポート