WHO、新型コロナの「特効薬存在し得ない可能性」に言及
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あまりタイトルに引っ張られて、悲観しすぎる必要もないのではと思います。科学の示す方向性は必ずしも暗い未来ではありません。
少なくとも我々はこの半年間で、治癒までの期間を短縮する効果を示した抗ウイルス薬レムデシビル、致死率を改善する可能性を示した抗炎症薬のデキサメサゾンという治療薬を手に入れました。
また、モノクローナル抗体をはじめとする期待の治療薬も今まさに第3相試験に入り始めたところです。
ワクチンの有効性は、今後明らかになる臨床試験結果を待たなければなりませんが、ここまでのところは順調すぎるほどの途中経過です。懸念されていた重大な副作用も見られず、動物実験や人への安全性確認試験も順調に進んでいます。
公衆衛生策を軽視してはいけないという文脈の中で述べられた発言ですが、科学の進歩について、もちろん今後明らかになる第三相試験の結果を待たなければ正確なところは何も言えませんが、"Cautiously optimistic"(注意深く楽観的)に見守る姿勢で良いのではないかと思います。キャッチ―なタイトルがついていますが、
そもそもウイルス感染症に対して『特効薬』というのが難しい、という大前提があります。
とはいえ、重症化を防ぐ薬の可能性や、
ワクチンによる感染予防、という手段もありますので、
この発言を受けてざわつく必要はないと思います。
自分にできる感染予防をこれまで通りしながら、
現在進行形で開発が進められている新型コロナ関連の薬、ワクチンの情報を待ちましょう。もともとバイオが専門で日本のトップに位置する大学で動物実験を手伝っている整体師の先生が、2か月も前の茶飲み話で「コロコロ姿を変えるコロナウイルスに間違いなく効くワクチンなんかできないというのが私らの仲間の常識です。治療薬の方がまだ可能性があるのかも」なんて言っていた。
WHOからこういう話が出てくると、やっぱりそうだったのかという感じです。ウイルスのリスクを強調すればするほど普段は地味なWHOの役割が目立つけど、今回のウイルスは、本当にWHOが緊急事態宣言を継続しなければいけないほど危険なものなのか。ペストやエボラ出血熱やSARSといったものとは明らかに違いそう。『「特効薬」は存在し得ない可能性がある』ということなら、折り合いをつけて付き合う方向でウイルスの危険性を評価し直さないと、世界の未来が人為的に暗いものになりかねないように感染症は素人ながら感じます。大丈夫かな・・・ あ、手洗い等を徹底して感染防止に努めるべきことはもちろんです (@_@;ウーン