アップル、中国App Storeから3万以上のアプリを削除。主に有料ゲームが対象
コメント
注目のコメント
貿易戦争に続き、TikTokの件も含めてインターネットサービスでの領域戦争が始まっています。
これからも覇権国争いがあらゆる点で起こっていくでしょう。
歴史でいうと清国の際に列強が中国の台頭を恐れて一体となったように、この歴史的世界覇権の争いがどうなるのか、あらゆる産業にも影響を与える可能性が大きく、この先50年に向けて大きなうねりが起こっていると思っています。Apple Storeがライセンス未取得の中国のアプリを一斉に削除しました。
Apple Storeではアプリストア利用料で年間99ドルとアプル内購入額の30%が徴収されます。
今回削除されたアプリの総売上高は約37億円なので、単純計算で約10億円の損失です。
また、2019年中国のApple Storeのゲームアプリの売上高は推定約1兆3500億円で昨年のグローバルゲーム支出の33.2%を占めており、Appleにとっても中国アプリマーケットは軽視できません。
米中貿易摩擦などの政治的な要因で中国アプリの取締りを強化する必要があるとはいえ、今回の規制はAppleにとっても大きな損失をもたらすことでしょう。中国産のゲームは自由にローンチできる一方、我々には超巨大な非関税障壁が立ち塞がるのは、どう考えても不公平。政府は米国と強調して現状を変えていくべき!
しかし外国企業はライセンスを直接申請できず、地元の企業と提携する必要があります。しかも現在の中国では1年間に約1500件のゲームライセンスしか承認されておらず、そのプロセスも半年~1年かかるため、ストアに復帰できるとしても長い時間がかかるといった事情も伝えられています。