独シーメンス系が米バリアン買収で合意、今年最大のヘルスケア案件

コメント

選択しているユーザー

• 北織 潤一

  マーケティング担当

  ・2020年08月04日

  GEヘルスケア、フィリップス、キヤノンメディカルなどで競合している画像診断機器を中心とした業界において、早期発見→診断のケアサイクルに加え、その先の「治療」の領域にポートフォリオを追加する力強い戦略的買収だと感じました。

注目のコメント

• Kato Jun

  ユーザベース SPEEDAアナリスト

  ・2020年08月03日

  Siemensは2018年に医療機器を分社化してSiemens Helathineersとして上場させている（Siemensは85％保有）が、そちらでの買収案件。
  同社が時価総額約5兆円（Siemens本体は約10兆円、なお連結でのヘルスケア売上構成比は15％ほど）なので、それから見ても約2兆円の買収はけっこう大型。
  Varianは、がん関連の放射線治療機器が主の会社。有利子負債はほとんどないのでEVと時価総額はほぼ一緒で、EBITDAでは約5億ドルなので30倍強。ヘルスケアのバリュエーション全般として高いので、上乗せとしては+24％とそこまでではないのだが。
• 田中 将太郎

  (株)田中国際会計事務所 代表取締役｜MBA｜公認会計士｜税理士｜行政書士

  ・2020年08月03日

  バリアンメディカルシステムズは、がん治療用の放射線照射装置メーカーで、インドや中国では過半数以上の市場シェアを有する最大手です。
  
  今後も増加すると考えられるがん患者市場への投資とアジア戦略の強化が目的と考えられます。