キャンプ・BBQでの感染相次ぐ 夏休みのレジャー注意
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1日の東京都の新規陽性者数は472人でした。
記事によれば、そのうちBBQが感染経路と思われる人の数は9名。1.9%です。
しかも、前日、前々日、前々々日のBBQ原因の感染者数やその推移も記事中にはありません。
→「相次ぐ」:同じような事象が繰り返し、継続して起こること、のはず。
別に「相次いで」はいないと思うのですが、私の日本語感覚がおかしいのかな？
注目のコメント
屋外はOKとか、
キャンプ・BBQはダメ、とか、
そういう単純な話ではなく、
屋外はたしかに換気もよいですしソーシャルディスタンス保ちやすいですが、
同じテントに泊まれば家庭内同様感染リスクは高まりますし、
BBQでのんだり食べたりしながら網を囲めば飛沫はとびますし、
盛り上がって声も大きくなりがちですし、
屋外なら大丈夫、というわけでは決してありません。
一方で、毎日一緒に過ごしている家族でキャンプを楽しむのは問題ないでしょう。
この件に限らずですが、想像力豊かに、感染リスクを考えて頂けるとよいかと思います。わかりやすい注意喚起として3密を言われていますが、これは実は不正確です。
感染者の飛沫やエアロゾルにが目鼻口の粘膜に入れば感染が成立します。なので当然ですが普通に感染者と食事すれば感染します。
ただすでに感染者が多くいるのである程度のリスクは許容して、具合悪い人は周りの人のために休む(症状が出る前から感染力はありますが)ことを徹底してBBQなど楽しんでいただけたらと思います。「”キャンプ”と”BBQ”で感染が広がりますよ〜」という風にも取れる見出しでは、今度はこの二つが「危険な活動」であるというような受け取り方をする人が絶対出てくるので、やる身ではないですがなんだかなぁ、、、というやるせない気持ちです。
数ある情報の中からインパクトに残りそうなものだけをピックアップして報道するようなこの感じ、良くないなぁと思います。
もしこのような内容を伝えたいのなら、「キャンプ・BBQでも感染リスクあり、この夏にするなら感染対策を忘れずに！」とかの方がまだポジティブに受け取れそうなので良いのになぁ。
何をしたって感染リスクはつきものです。毎年のインフルエンザだって流行しますよね。
自粛を促して一律に休業等にしたところで再開するタイミングが難しいですし、「共存」とあれだけ前から言われてるんだからさすがにもう向き合いましょう。
短絡的な思想はどんどん捨てるか、アップデートしていくべきだと考えます。
「キャンプは外だから大丈夫！」という意見は感染対策の本質を掴めていないし、「キャンプで感染するくらいなんだから危険だ、自粛をなぜしない！」という意見も同じく本質を掴めていないと思います。
