【3分グラフ】GAFAM決算の明暗を分けた「広告」
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8/6 【3分グラフ】GAFAM決算の明暗を分けた「広告」
2020年4月〜6月で、GAFAMの5社のうち
「増収増益」→アマゾン、アップル、フェイスブック
「増収減益」→マイクロソフト
「減収減益」→ アルファベット(グーグル)(上場以来初となるの四半期決算)
最も売り上げが伸びたのはアマゾン
5社の高成長は依然続いており、5社の業績を足し合わせると、4〜6月までの3カ月間の売り上げが2436億ドル(25兆8200億円)、純利益が399億ドル(4兆2300億円)という規模に達している。
事業では、マイクロソフトのゲーム事業が最も売り上げが伸びた
→マイクロソフトが手がけるXbox向けのソフトとサービスの売り上げは、2020年4〜6月は前年同期比で65%伸びた
コロナによってステイホーム期間が続き、ゲーム需要が増えたことが追い風となった
アマゾン全体の4〜6月の売り上げも、889億ドル(9.4兆円)に達し、前年同期比でプラス40%という大幅な増収となった
それをけん引したのが、本業のEコマースである
→Eコマース前年比49%増
特に、サードパーティー(第三者)の業者がAmazonサイトで販売できる「Amazonマーケットプレイス」は、売り上げが53%増加し、182億ドル(1兆9200億円)となった
リモートワーク(在宅勤務)でパソコンやタブレット端末の販売も好調
→4〜6月の3カ月間で、アップル・iPadの売り上げ前年同期比で31%増、パソコンのMacは22%増という好成績
また、マイクロソフトが手がけるノートブックやタブレット端末の「Surface」も、売り上げが28%伸びた
一方検索広告事業の売り上げは減少した
広告費は、マクロ経済のパフォーマンスと相関する傾向があるので、マクロ経済の環境は引き続き監視すべき重要なシグナルである
注目のコメント
これはとてもわかりやすいですね!会社単位ではなく、事業単位での好調不調が整理されているところがミソで、そういう観点でこのGAFAMを分析している資料や記事は見たことがなかったので、とてもインサイトがありました。基本的なネットのビジネス・サービスモデルのほぼすべての動向がここから読み取れる。ぜひアフターコロナで次の四半期でどう変わったかもまとめていただきたいです。
とてもわかりやすいです!
NASDAQを押し上げるこれらのテック大手の動向、今後も注目です。GAFA4社の4-6月決算発表後のアフターマーケットで、4社だけで約2000億ドルも時価総額が上がったとのことですので…Appleの株価がいよいよ200兆円が見えてきた… なんかこうやって並べてみると日本の未来に危機感しか覚えないですね...
GAFAMの4-6月決算。5社の業績を合わせると売上 25兆8,200億円、純利益 4兆2,300億円。総時価総額 709兆円。ちなみに東証の総時価総額が572兆円。ちなみに 2010年1月の時点ではGAFAMの総時価総額は60兆円弱。東証は300兆円。
Apple 193兆円
売上 6,6兆円 (11%増)
純利益 1兆2,430億円(12%増)
Amazon 168兆円
売上 9,4兆円 (40%増)
純利益 5,720億円 (99%増)
Microsoft 164兆円
売上 4.2兆円 (13%増)
純利益 1兆2,320億円 (15%減)
Google 107兆円
売上 4.2兆円 (1.7%減)
純利益 7,700億円 (30%減)
Facebook 76,6兆円
売上 2.1兆円 (11%増)
純利益 5,720億円 (98%増)
この数字たった3ヶ月… しかもコロナ下の…