アドテスト33%減益、今期最終 米中摩擦で検査装置苦戦
日本経済新聞
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昨日ストップ安だったアドバンテスト、決算見れていなかったので後追いだがPick。
一般論として、前工程より後工程のほうが顧客の受注は機動的。だから敏感に市場の状況に対して反応しやすいのは事実。
①が決算説明資料だが1Q受注は全体で615億円(去年3・4Qにやけにサービスなどで受注が膨らんでいる)、半導体テスタは424憶円、内訳を見ると、メモリは好調だがSoCが弱い(スライド4)。そして通期予想は売上2600億円(YoY-5.8%)・営業利益450億円(YoY-23.3%)。
前工程代表でTELを見る(②)と、アプリケーション別の売上はロジック・ファンドリは一時期に比べて落ち着いている(スライド8)。そして通期予想は売上1.28兆円(YoY+13.5%)、営業利益2750億円(YoY+15.9%)。
ロジック・ファンドリが一時に比べて弱くなっているのは共通項ではあるが、アドバンテストだけに影響が行くような状況ではないと思うなかで、何が起こっているのだろう。前工程だけ工程が変わって装置需要が多くなるとかで変わることもあるが、1四半期とかで怒ることではないし。
答えはないのだが(だから決算としてもネガティブサプライズになっているわけで)、今後のニュースフローに気を付けていきたい。
①https://www2.advantest.com/investors/resource/data/FY2020/J_BIZ_200730_slide.pdf
②https://www.tel.co.jp/ir/library/report/cms-file/fy58q1presentations-j.pdf