伊藤忠商事は7月31日から、国内で働く社員を原則在宅勤務に切り替えた。東京を中心に再び増加傾向にある新型コロナウイルスの感染拡大に対応する。同社は取引先との円滑なコミュニケーションには出社が必要として、7月20日から社員の5割程度を在宅勤務として原則出社の方針を出していた。本社と支社、支店に勤務する社員約3000人のうち、業務継続に必要な最低限の人員を除いて在宅にする。同社は7月31日、東京本社に勤務する社員5人が新たに新型コロナに感染していることが判明し、計7人となったと発表した。