新型コロナ感染で異常行動 和歌山の50代男性、脳症と診断
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まれではありますが、コロナで脳炎や髄膜炎など中枢神経の異常をきたすケースが報告されています。中枢神経の異常が起こると「普段と様子が違う」「意味不明な言動がある」といった症状が見られる場合があります。そういった場合でも脳脊髄液の中からコロナウイルスを検出することは少なく、ウイルスが直接脳神経に浸潤しているよりかは、全身の炎症やサイトカインストームが波及して影響を及ぼすものと推測されています。
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC7288253/
今回のようにコロナで脳症が起こった場合の予後や後遺症についてはまだわかっていません。一般的にウイルス感染が原因であればほとんどの場合で回復しますが、中には麻痺やしびれなど後遺症が残る人もいます。