Sun Asterisk IPOまでの資本政策。上場直前に外部出資を受け入れた理由
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本日上場、Sun Asterisk(サンアスタリスク)社のファイナンス分析記事を執筆しました。
初値時価総額は438億円、7月31日終値ベースの時価総額は約546億円とマザーズの中型IPOとなりました。
同社の特徴は複数企業の再編を繰り返している点、経営陣による持分比率が8割を超える点です。
初の外部調達は2019年11月に農林中央金庫から実施。国内最大級の機関投資家であり、オルタナティブ投資のスペシャリストである農林中金にとっても、初のスタートアップ個別企業の直接投資案件でもあります。
なぜSun Asteriskは上場直前に外部株主を受け入れたのか。IPOまでの資本政策を紐解いています。コロナでも業績を伸ばすようなバケモノベンチャーでないと上場を認めないと東証が言っているので、Sun Asteriskはそこに分類されるのでしょう。
コロナの環境下、上場による出口戦略をほとんどとれず、悲壮感の漂うベンチャー業界にとって、これは素晴らしいニュースです。