オリエンタルランド248億円の最終赤字…4~6月、売上高は94・9%減
読売新聞
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すごいと思う。何がすごいって、156億円の営業損失にとどめたこと。
オリエンタルランド(ディズニーリゾート)は不動産+キャスト。前年は売上1206億円・営業利益319億円。今期は売上62億円しかないないなかで原価130億円(前年同期723億円)、販管費88億円(同163億円)。
特損で閉園分を212億円は計上、そこに減価償却と人件費が含まれるとのこと。四半期なのでCF開示ないが、減価償却費は通期約400億円なので、四半期約100億円。特損の人件費など減価償却以外の部分は約100億円で、それ以外の原価・販管費と合計して約300億円(減価償却以外の1Q費用合計、前年は800億円弱で、約500億円圧縮)。
多分、キャストへの給与は大部分は止めていると数値を見る限りは思う。アルバイトであのオペレーションをやれる強さを感じる一方で、財務諸表を見ながら複雑な思いを感じないわけではない。私もkatoさんと同じ感想。不況に強いビジネスモデルの凄さが際立っています。
売上95%減少して売上60億しかないのにたったの248億円の赤字しか出ていないこと。つまりほとんどが変動費で大幅にカットしていることがよくわかる。何をカットしているかを想像するだけで恐ろしいこれから各社決算の発表が続きますが、マイナスインパクトの大きい発表が相次ぐと思います。
それによる負の連鎖やボーナスカット等による消費経済の低迷など、景気の減退の本格化はこれから。
ネガティブな事実や印象のみの報道だけでなく、赤字決算やマイナス成長の中でも、いかにポジティブな対策が打たれている企業があるか、という視点での報道が増えることが大切だと思います。