パナソニック、21年3月期営業利益予想は48.9%減の1500億円 下期もコロナが影響
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セグメント別の売上を見ると全体的に落ち込んでますが、特に車載系のオートモーティブの減少率が大きいですね。
自動車業界の厳しさがパナソニックの業績からも分かりました(トヨタのシェアも大きいのだと思いますが、トヨタは特にネゴが厳しそうなので、しわ寄せがパナソニックに来てるのかもしれませんが。。)
■パナソニックのセグメント別売上高の前年比
アプライアンス(家電・空調):80%
ライフ(建材・資材):70%
コネクティッド(製造、流通):73%
オートモーティブ(車載):56%
インダストリアル(電子部品):88%パナソニックといえば、苦しいタイミングで敢えて構造改革費やら焦げ付いた減損やらをいっきに計上して単年度赤字まで持って行き、翌年のV字回復を演出するのが彼らの常套手段ですが……今回は黒字の見通しを出してきました。
「捨て年度」にはしないということでしょうか。Panasonicの四半期売上高は、前年同期比△26%で、約1.4兆円。当期純利益は前期が+500億円に対して、当期は△100億円の大幅マイナスとなりました。空気清浄機などの一部のプラス要因はあったものの、工場の停止や販売の停滞などのコロナの影響を強く受けています。