子宮頸がん検診 HPV検査を推奨 国がんガイドライン
朝日新聞デジタル
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ワクチンの接種率が上がってHPVに感染している人が減らせれば、HPV陽性者を拾い上げて細胞診、組織診で異形成がないか二段構えで検診していくことが有効になりそうだが…ワクチン接種率が壊滅的な日本においてはHPV感染を検診としても、結局細胞診メインで検診することになりそう。
実際「会社の婦人科検診で引っ掛かりました」といって受診され持参されたのが「HPV陽性」という結果だったことは珍しくないです(当時はそもそもそんな方法は推奨されていない)。
9価ワクチンも承認されました。今度こそ、ワクチン接種率をあげ子宮頸がんの撲滅へ正しい歩みを。婦人科医として自分も出来ることからやっていきます。
(それと、学校教育で性教育や科学リテラシーをもっとしっかり教えることが大事だと最近つくづく感じます)どうでしょうか、、、
世界的にはスタンダードですし、この方針自体には賛成ですが、今の日本のHPVワクチンに関する現状で、この方針が一人歩きしないか心配です。
がん検診だけで十分!と喧伝する人がいる現状、さらに原因のウイルスまで分かる!となれば、かかっても大丈夫という滅茶苦茶な論理が出てこないか心配です。
何よりワクチンをきちんと打つことが先です。それに勝る予防策はありません。