航空大手ANA 1088億円の最終赤字 移動自粛などコロナ影響
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投資の達人バフェット氏が5月2日にアメリカ航空株(4社)をすべて売却したというニュースがありました。5兆円の損失を出してでも売却していますから、驚く損切ですよね。大丈夫ですかと聞きたいぐらいでした。
おそらくこのニュースを目にした人は日本の航空会社(数社)はさてと思われたでしょう。私は以前の違う政権の際、JALが潰され、株が紙同然になった際、私は大損させられました。
悪いですが日本のどちらかの航空会社がつぶれても驚きません。また、政府が何とかして、数年後には上場させるのではと思います。JALは潰れた2年後に稲盛さんの主導の元、再上場しましたから。なんでだよ!と思ったものです。(苦笑)
株主と従業員の方は大変な思いするでしょう。数年後は航空業界は再編して明るい状況になるでしょう。日本人や諸外国の人は船でお互いの国を海を渡るわけにはいかないでしょう。今は船も危ない。それに泳いで渡る訳には行かないし。(苦笑)
注目のコメント
ANAの決算に戦慄。
決算短信見ました。長期借入金の残高が4,000憶円増えておりました。このデットファイナンスで凌ぐかたち。
しかしバーンレート(グロス)が「約900~1,000億円/月」程度。
売上も昨年四半期比で激減。
このままコロナ禍が続いたら持たない印象です。。
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【2021年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)】
https://ssl4.eir-parts.net/doc/9202/tdnet/1863942/00.pdf
<B/S(貸借対照表)(※As of 2020.3.31→2020.6.30)>
・資産:2兆5,601億円→2兆8,573億円
- 流動資産:5,711億円→8,383億円
-- 現金及び預金:1,094億円→5,169億円
・負債:1兆4,912億円→1兆8,830億円
- 流動負債:5,305億円→5,211億円
- 非流動負債:9,607億円→1兆3,619億円
-- 長期借入金:4,169億円→8,253億円
・純資産:1兆688億円→9,743憶円
- 利益剰余金:5,508億円→4,409億円
(流動比率):107.7%→160.9%
(純資産比率):41.8%→34.1%
<P/L(損益計算書)(※2019.4.1~2019.6.30→2020.4.1~2020.6.30)>
・売上高:5,005億円→1,216億円
・営業利益:161億円→▲1,590億円
・純利益:113億円→▲1,104億円
(営業利益率):3.2%→赤字
-----この問題は、航空会社だけの問題でなく、稼働させないと金融危機に発展する可能性も抱えています。
航空機ファイナンスは、邦銀もかなり抱えていたので、コベナンツにヒットしてくると、どこかで火を吹き始めます。航空二社の数千億円の赤字と、政府による資本注入で止められるなら、まだ可愛いものという考え方もあるやもしれません。