「ドーナツで窒息死」特養あずみの里事件 介助の准看護師、逆転無罪
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注目のコメント
これを刑事事件として起訴する必要があったのだろうか。
介護や保育の現場では、常にリスクが付きまとい、リスクは高い。
それに対し、報酬は安く抑えられている。
重大な過失がない限り、従事者が責任を負わなくてよい制度を構築しないと、引受け手がいなくなってしまわないかが心配である。
個人的なことですが、高裁の大熊裁判長は、司法修習の教官でした。刑事の裁判官は、上から目線で人の話を聞かない人が多い中、普通の人でした。普通の人だから普通の裁判ができたのならよかった。こんなんで訴えられた日には、誰も介護職なんかやりませんよ!
ちなみに、Arai Kaoruさんのコメントで事件以来、柔らかいゼリーとかしか出なくなって、入所者の人が物足りない、とか言われていたとか・・・
私は、癌が神経にまで来て、嚥下障害を起こしており、ランチでも1時間以上かけてゆっくりゆっくりと食べています。
でも、だからと言って、いつもあんかけのようなものばかり食べてるかと言えば、そうではありません。
QOLはとても大事で、世の中にリスクのないものなんて存在しないのだから、なんでもかんでも安全策を取っていると、気が付いたら世の中全員不幸になっていました!って事になりかねません。
なんと言えばいいのか?誰かに責任を押し付けるのではなく、個人個人が尊厳と責任を持って生きる社会でありたいです。これに関する特集をテレビで観ました。
この事件後、高齢者施設では、ババロアとかの柔らかいお菓子しか、おやつに出さなくなったそうです。
入居者にインタビューしていましたが、物足りないね〜とか、食べた気がしないね〜とか、お年寄りの方々が寂しそうに話していました。
喉に餅を詰まらせて死ぬ高齢者は毎年かなりいます。
では、高齢者に餅は食べるな‼️と言うのでしょうか?
QOLを維持する為には、人として、生き物なのですから、相応のリスクは許容しなければ、生きている意味にも繋がることだと感じました。