ソニーのEV試作車、日米欧で公道実験 SUVも視野
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自動車を運転している場合のカーエンタメと、自動運転車になった後のカーエンタメでは大きく変わってくるというのはまさにその通りだろう。リッチコンテンツを楽しめるはずなので、そこでソニーが果たせる役割は格段に広くなるだろう。
ただ、ソニーは現時点では自動車向けのエンタメであるカーステレオやカーナビなどでは存在感が無い。車載カメラ用のイメージセンサーですらシェアは低い。(スマホに比べると要請されている技術要件や参入障壁・参入コスト、要求コストレベルが大きく異なるというのはあるだろうが)
こうしたディスアドバンテージをひっくりかえすのに、ハードウェア企業としての持てるノウハウを使ってデモカーを作って実際に求められる要件を確認していこうというのはこれまでのソニーにはあまり見られなかったアプローチかもしれない。(これまでは個々のデバイスがそれぞれに持つ特性とデバイス営業の力強いマーケティング・セールス力でシェアを伸ばしてきた)自動車産業は自動運転と電池が課題です。
先ず自動運転の分野は差別化というよりも、
いずれは、一番精度の高いプレイヤーが一択となり、それがコモディティとなっていくと分野です。
ユーザーからすれば、精度が高いのが一番良いに決まっているわけで、そこに別の選択肢はなくて、結局は自動車メーカーは、他の項目が差別化要因になるということです。
要はコンポーネントメーカーとしては、
PCの昔のインテルのような独占的プレーヤが一人勝ちの構図を作りやすい領域ということになります。
そうすると、完成車メーカーとしては、
今後、戦っていくべきポイントは、
結局は自動運転のあるユーザーの生活の
提案とアフターサービスの巧拙ということになります。
自動運転されれば、ユーザーは運転から解放され、自動車は自己実現の場所と時間となります。
その時間にPCで仕事やweb会議をする人もいれば、大好きな映画や音楽を楽しむ人もいるでしょう。
要は自動車を選ぶポイントが、燃費などのスペックから、いかに自分のライフスタイルを満足させるかという部分に変わって行きます。
ソニーはおそらくそこを狙っている。
引用
それでもソニーが自動車を開発するのは、主力事業である画像センサーや、映画・音楽といったエンターテインメント事業にとって、自動運転車が無視できない存在になってきた背景がある。センサー、センサーの統合
フィジカルな価値として、新しいプロダクトとしても、
サプライヤー協業の塊としても、モビリティのカタチにしての提案、ソニーらしいと思います。25年までの30%とはこれから1年強で提案し勝ち取っていく、もしくは結構話が進んでいることを背景のメッセージですね。(もう25年の検討は結構進んでいるはずで)