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観測史上初 台風発生のない7月となる可能性

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  • 国内航空会社 気象予報士

    現在の基準で台風の統計が残っているのは1951年からのおよそ70年分ですが、7月には平均で3.88個の台風が発生しており、7月末時点で累計8.45個となっているのが平均です。7月に台風の発生が0となるのは1951年以降ではそういうことはありませんでした(ちなみに8,9,10月も同様です)。もし仮にあと5日台風が発生しなければここ70年で初の記録となります。

    7月末時点で台風の発生が少なかった年としても記録的で、現時点で2号まで発生していますが、1998年に1号までしか発生していなかった記録についで2番目に少ない記録となりそうです。
    ただし台風の発生が遅ければ日本に上陸する台風が少ないかというとそうでもなく、例えば1998年は9月と10月に相次いで4つの台風が上陸している(上陸の平年値は2.99個)ほか、直近では2016年が7月末までに4号どまりであったものの、その後辻褄を合わせるように台風が数多く発生し、6個もの台風が上陸したことも思い起こされます。

    今年については、昨年来インド洋で観測されているエルニーニョのような特徴的な海面水温分布が効いているように見受けられます。昨年は東インド洋の海面水温が低く、そこに高気圧が発達したため、たとえばオーストラリアで猛暑や森林火災が相次ぐことになりました。今年はこの揺り戻しが来ており、東インド洋で水温が高く推移しており、この結果南シナ海からフィリピン沖の太平洋にかけて高気圧となりやすい状況が生まれていると考えられます。そのために台風がなかなか発生しないのではとみています。また梅雨前線沿いの九州や中国大陸の各地で大雨となっていることも、この東インド洋の海面水温の分布に関係しているのではとする意見があり、今後研究されて関係が明らかになるものと考えられます。

    とはいっても8月上旬にはフィリピン沖でも夏らしく積乱雲の活動が活発になる見込みで、一部の数値演算では台風のような熱帯低気圧を表現するものも出てきています。台風3号の発生は8月上旬のどこかとなるのかもしれません。


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    フリーライター サイエンスライター・気象予報士

    本州は台風よりもまだまだ梅雨という感じですよね。いったい何が原因でそうなっているのか、今後の解析が待たれます。しかし今後も台風が少ないというわけではなさそうなので、梅雨明けしてホッと一息とはいかないのでしょうね…。


  • お天気えんすー/モータースポーツライター

    台風が来ないデメリットの1つに海水のかき混ぜ効果が無くなること。

    温度が高い状態で維持されるため、サンゴ礁を始めとした海洋生物・生態系への悪影響が懸念されます。
    加えて酸素を含んだ水が深層に流れ込まないことも、生命の維持に影響すると推測されます。

    また海水面の温度が高ければ、今後発生するであろう台風の大型化&減衰の遅延も考えられるでしょう。

    まとめると、日本列島に上陸&被害を出さない台風さんは発生してok


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