テスラ成長がマスク氏の目標-四半期連続黒字でもアクセル緩めず
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テスラのイノベーションをクルマ自体だけと思っている人が多いが、実は非常に多岐に渡っている。
その一つが、デザインから販売、サービスまでの垂直統合。販売店・代理店が一切無いから利益率が全く違う。テスラ車は故障が非常に少ないので、代理店や外部サービスも必要なく自社でできる。(逆に、だから代理店があったとしてもガソリン車と違い修理で儲からない)
OTA(無線接続)によるアップデートが可能なので、車購入時に売れなかったオプション(完全自動運転、など)が後日アップセル、またはプレミアネット接続などのサブスクなども売れる。それら、全てサービスセンターに行く必要無し。
今後、バッテリー・デーで発表されると噂される更なるイノベーションと付加される新ビジネスモデル等と網状につながり、テスラの多面的イノベーションは当分加速が止まらない。
ここまで最新技術を詰め込んだ新製品を考える時、必ず付随するディスラプティブなサービスを統合して考えられている自動車メーカーは世界のどこを見ても見当たらない。
注目のコメント
短期の株価の高低はさておき、テスラが自動車のソフトウェア化・情報端末化など、自動車という商品を再定義していることは事実であり、今後どう進化して世の中を更に変えて行くかを考えるだけでも楽しい。この期待感自体が、テスラの重要な経営資源になっている。
ゲームチェンジを考えて仕掛け、大規模な製造業を新たに立ち上げて既存の巨大企業と勝負し、そして黒字化。難易度が極めて高いことを複数同時に達成しているのもすごいと思う。最も強気のアナリスト予想を上回る黒字幅だった。これを受けて株価も時間外で4%上げて時価総額は3,000億ドルを突破し、日米の大手ガソリン自動車メーカーを全て足した水準に。イーロンマスクは今年一体いくらのSOを取得するのだろうか #テスラ #最高値
決算書を読むのが一番分かりやすい。
2020年Q2の決算書を見ると、
2019年Q2との差は以下のようなものでした。
売上高は減少
営業利益は増加
営業利益の増加の要因は、
営業費用の減少が主要因と見えます。
営業拠点を減らしている事が功を奏しているのでしょう。
また、サービス費用やR&D費用の減少も見えます。
車両の生産台数では、2019年Q2比
モデルS/Xは半減
モデル3/Yは微増
Q1では大幅に伸びていたものが、
勢いは弱まっており、コロナの影響を受けていると見えます。
Q3、Q4はさらに厳しい状況になるのではないでしょうか。