1日の感染最多、800人に迫る 緊急事態宣言時超え、第2波懸念
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みなさん、相当精神的に参ってますね。これは何のプロパガンダでもないし、この数字自体に何の意図もありません。なお、コロナ禍で広告費が大幅にダウンしているマスコミがこれを「煽った」ところで何の得もありません(つまりマスコミは別に煽ってなどいない)。
確実に感染者は増えてます(ちなみに検査対象者に占める陽性率も大都市では増えてます)。これは否定しようのない事実です。そして、あらゆる数字はちゃんと公開されてます。それ以上でもそれ以下でもありません。感染者は中高年にも広がり、重症者も増えてきており、東京都以外の感染者も残念ながら増えています。
ファクターXは、まだ何も実証されていません。正常性バイアスは、こうした厄災時の心的ストレスを軽減してくれるので、色んな「仮説」を引っ張り出しては、様々な理屈をつけて「大丈夫」と言いたくなるのは理解出来ますが、まずは「分かっている」数字で客観的に考え、行動することが重要です。政府は主な指標として「感染者数」ではなく「重症者数」や「死亡者数」を見ることで、医療機関のキャパシティが逼迫しない程度に経済を回すことにしたようだ。
だが問題は、重症者数や死亡者数は、単なる感染者数の遅行指標に過ぎないこと。高齢あるいは基礎疾患のある感染者が一定数出れば、重症者数や死亡者数も(割合高い)確率論で発生する。しかし、かかったら即死ぬわけではないので、重症者数や死亡者数が動くには数週間のタイムラグが生じる。
分母の数が大きくなればなるほど、確率の問題で分子の重症者数、死亡者数は増える。しかも、分母の数の増え方を政府は今コントロールできていない。分母がアンコントローラブルなのに、なぜ分子の数字がコントロールできると思えるのか。分母の現在感染者数がもし万単位になれば、重症化や死亡の確率が1%動くだけでも100人単位で動くようになる。地方では100人も重症患者が出たらベッドが無くなるところが多い。しかもそれらは遅行指標だから、数週間後まで減らすことはできない。
それならば感染者数とその内訳を見て、今日の重症者数や死者数を待たずとも予測すれば良いではないか。結局、感染者数を見て手を打つしかないのだ。なんで急に東京の人数を書かなくなったのか?それは、先日の300人弱に比べて、238人と下がったから。東京がさがったら今度は全国の数値を言い始める。センセーショナルな数値だけでなく、日々の比較で傾向をきちんと報道してほしいところ。
数値を分析する専門家とまで言わなくとも、数値の「意味」をきちんと解釈して伝えて欲しい。
共同通信はそういった数値を書いてほしい。変な数値ばかり目立たせようとしないでほしい。