ビッグBiz解剖(中)伊藤忠、中国との絆に試練
日本経済新聞
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ファミマ中国やファミマ韓国ののライセンシーとの問題には、マルチブランドリテールのライセンス供与の難しさが出ていると思います。ユニクロのように自社商品を供給する訳ではないし、日本で売れる規格をそのまま海外で売れる訳ではない訳です。コンビニやスーパーなどは。
海外ライセンシーに提供出来るものって、ブランドとノウハウです。でも、海外の小売で必要とされるノウハウは日本のものと完全一致しないので、ノウハウの利用価値は限定的になります。だから、海外ライセンシーからは、少ない利益の中から、高いように思えるライセンス料を支払うのが馬鹿らしくなります。それが積もると、離反となります。
結局は、食品工場から物流倉庫までワンパッケージで供給して、海外ライセンシーが離れられないようにがんじがらめにするしかありません。
そういう意味では、伊藤忠がファミマ を非上場にして、ワンパッケージで海外進出を加速する事は意義があると思っています。