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8億年前に隕石のシャワー 小惑星破砕、地球や月に大量衝突 阪大・東大解析

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  • 国内航空会社 気象予報士

    この記事におけるポイントは二つあり、一つは「はやぶさ2」も探査した小惑星リュウグウの出自が、現在小惑星帯にある二つの小惑星(ポラナとオイラリア)のうちのどちらかである可能性が高いとされており、ポラナの場合は14億年前、オイラリアであれば8億年前であるとされていた点です。リュウグウは地球と近い軌道を描く小惑星ですから、そのような事件があったときには当然地球にも多くの破片が降り注いだと考えられますし、それが月にもあったとなると偶然の一致にしては出来過ぎなストーリーに感じてしまう、ということです。
    また二つ目は、地球の歴史において8億年前というのが、ちょうど「退屈な10億年」の終わりの時期と一致するということです。20億年前や7億年前などとなると、地球がすべて凍結していたり、その前後に活発な藍藻類や多細胞生物の発生があり、何かと賑やかなのですが、18億年前から8億年前までに10億年間は地球の気候にも大きな変化がなく、生物の活動レベルも低下して進化もほとんどなかったとされておりほとんど話題がありません。7-6億年前になって突如全球凍結という状態になり、その後海水中に生命の材料となるリンの含有量も増えたことで一気に多細胞生物の時代が訪れます。リンが増えたのは全球凍結から脱出した際に一時的に温暖化し、陸地が多量の雨で侵食されてリンが供給されたからとされていますが、地球外から供給されたとしても話は成り立ちます。

    主にこの二つの点から、オイラリアが何らかの小天体と衝突して破片が大量に発生し、これが月や地球に多くのクレーターやリンをもたらし、また宇宙空間に残った破片がリュウグウを構成したという説が急激に浮上してくるということになります。ただし、状況的に一致するだけなのでやはり科学的には証拠が必要となります。月を探索して、8億年前の隕石の破片を手に入れることができれば、それとリュウグウの破片を比較することで有力な証拠が得られるかもしれません。


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    NASA Jet Propulsion Laboratory 技術者・作家

    へーー、これは面白い。隕石が大量に降り注いたイベントとしては40億年くらい前の後期重爆撃が知られていますが、8億年前にもピークがあったとは。惑星科学でだいたいコンセンサスになっている後期重爆撃と比べ(←アポロが持ち帰った月の石が証拠になった)、こちらはまだコンセンサスまでには至っていないのかもしれませんが。

    対応する大量絶滅イベントでもあったのかなと思って記事を読んだらさらに面白い話が。隕石が運んできたリンによって逆に生命の多様性が増えたと。後期重爆撃も地球に誕生したばかりの生命の進化に大きな影響を与えたと考えるひともいますし、今我々がこうしてここにいることは、何億年前に起きた天体現象と密接に結びついていると考えると、不思議なものですね。


  • GLAYLIFE.com ギタリスト

    地球「ワイも46億年ほど地球やってますけど、8億年前の大量隕石はビックリしましたわ。ちょうどあの頃、その2億年前に形成された超大陸ロディニアが分裂を始めた頃でしたわ。そういえば最近は大量隕石は来ませんな。まあワイにとっては『痛いんじゃボケ!!』くらいやねんけど、最近は沢山の生命が地球に居てますからな。隕石によって生命が失われるのは、もう堪忍です。恐竜の絶滅の時のように悲しい思いは、もうしたくありません」


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