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EU初の共同債「復興基金」合意 92兆円調達、連帯強化示す

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    株式会社みずほ銀行 チーフマーケット・エコノミスト

    異例の4日間協議に及んだ今回の会議の争点は3つ。①規模、②資金の性質割合、③使い方の承認方法、です。④で法の支配条項というのもあります。

    ①については欧州委員会案の7500億ユーロという総枠では前回会合から既定路線として受け入れられていました。しかし、問題は②で、「補助金5000億ユーロ、融資2500億ユーロ」という欧州委員会案の比率を飲めず、倹約4か国(frugal four:オランダ、スウェーデン、デンマーク、オーストリア)とそれ以外で揉めました。最後は数字遊びで補助金3900、融資3600、その差300で決着しました。完全に面子を折り合った末の中途半端な数字です。③については当然、倹約4か国は全会一致を志向していましたが、それ以外の国々は機動性に鑑み多数決を主張していました。細かいことを言えば、「最初は補助金で部分的に渡しておいて、その使途を見ながら追加分は融資に切り替え」という線もあり得るでしょう、これから情報を追いますが、基本的に「管理したい」思想の倹約4か国と「自由に使いたい」思想の被支援国(主に南欧)の溝は埋め難いものがあると感じられます。

    EUは「第三の分裂」を経験していると思います。経済格差を理由とした「南北」分裂、移民や法支配を巡る「東西」分裂、そして大国主導を嫌う豊かな国々とそれ以外という意味での「大小」分裂、です。新ハンザ同盟は今回、反対を貫くことで存在感を示しました。それが1つの目的でもあったと私は思いますし、今後もこの展開はあると思います。

    追伸:取り急ぎポイントをまとめさせて頂きました。

    【速報】EU、復興基金設立でようやく合意も「第三の分裂」懸念消えず。“富める小国”の反発が欧州に落とす影
    https://newspicks.com/news/5086630?ref=pickstream_2460408


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    三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社 副主任研究員

    会議は踊る、されど進まず。しかし必ず踊り疲れ、合意に達するのがヨーロッパの伝統と言えましょう。
    今回の協議の過程では、財政協調を巡る従来の南北対立から、大国主導の政策運営に対する小国の反感、つまり大小対立(我ながらイマイチなワーディングですが)が含まれる形となりました。
    かねてよりEU内の対立構造は重層化していましたが、このコロナ禍でそれがまたハッキリと見えたような印象が強いです。


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    毎日新聞 ニューヨーク支局専門記者

    ‪EU史上2番目に長い首脳会議でした。‬最長記録は東方拡大が議題になった2000年ニースでの首脳会議。
    ‪今回、会期を3日延ばしてまで決着にこだわったのは、復興基金がコロナ禍で生じたEUの政治危機を克服する象徴だと捉えられていたため。「戦後最大の試練」をひとまず土俵際で持ちこたえた、という評価です。‬


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