野村HDがフィー重視本格化、調査機能集約で提案力勝負ー新組織発足
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注目のコメント
気になる動き。証券会社なのに、あえて「コンテンツ」という名称をつけている点も。
オーナー経営者など資産家は、野村にとって最重要顧客。ただ記事にあるように、取引ではなく本業にとっての支援・示唆があって信頼感が高まるというのはリアルだと思う。
一方で、投資判断と事業判断に必要なコンテンツは異なるし、その提供方法も異なるとも感じる。アナリストがコンサルなど経営アドバイス業務に行く場合もあるが、違いも少なくないと思う。コンテンツ自体と、それを届ける営業含めた組織構造をどうしていくか含めて注目。
また、プライマリーとセカンダリーの間をいくリスクもあり、ファイヤーウォール規制などもどうやっていくのか気になる。野村證券を使っていますが、実際に提供される資料は、やはりレベルが高いと思います。
ですから、取引手数料が高くても、充分ペイすると感じる場面が多々あります。
海外の例をみると、レベルフィーは、顧客側がどんな運用をしたいかが明確でないと機能しません。
また、個人投資家は、運用をしないと顧客もペイしないので、顧客側の意識も変わらないといけないと思いますが、その点をどうするのか?に興味があります。Giveを先行して、あとでTake(見返り)を求める戦術だと思いますが、これは、メガバンクも類似のことに10年以上取り組んでますが、あまり期待した収益効果は上がっていませんね。
また、大方が、一方的な情報の提供に終始し、コンサル的な動きまで出来ていません(そこまでの能力もないし)。
重要なことは、『そこにニーズはあるのか?』ではないでしょうか?
ニーズがあれば、その役務提供に対して報酬を貰えばいい。
しかし、情報提供の場合、ニーズは多様だろうし、一方向型か双方向型かでコンテンツの中身も顧客への接し方も全く異なりますから、効率性は低く、あんまり儲からないように思います。