中国、EUもファーウェイ排除ならノキアとエリクソンに報復=報道
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当然そうなるでしょうしEUも想定内でしょう。事前の脅しがあるかの違いであり、日本を含めてすべての国に同様の措置をするでしょう。
ではなぜEUに事前警告したかといえば、エリクソンには相当大きな痛手だからでしょう。チャイナモバイルら中国大手キャリアからの受注を獲得したばかりだったがこれを排除するという意味です。ノキアはもともと中国フットプリントは無きに等しい。英国はEUでないので、ドイツやフランスに向けて先制攻撃。
ノキアとエリクソンは、NECと富士通とも提携して、日本のキャリアにも提供しているため、間接的に影響はあるでしょう。
また、サムソンも今の日韓関係からみて、厳しくなっており、純国産の5G技術の開発が急がれる。中国の、「報復する」という脅しは、かえって逆効果になる可能性があります。各国、各企業とも、中国に依存したサプライチェーンが危険であることを意識するからです。中国国内で製品を生産していると、中国共産党の意向次第でいつでもそれらを差し押さえられると言われたのですから、当然であるとも言えます。
記事にもあるとおり、5Gで出遅れていたノキアやエリクソンにとっては、サプライチェーンの見直しができるのであれば、大きなビジネス・チャンスになる可能性があります。欧米諸国が中国の脅威に警戒感を高めることは、短期的な利益にこだわって中国への依存を高めず、自らの技術開発を継続していれば、今後、さらに大きなビジネス・チャンスが生まれることを示唆しています。