女性生かす企業に高評価 業績との相関、投資家注目
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女性活躍に積極的な企業は財務面でも優位性がある傾向、というのが興味深いです。
要は、女性に限らず人材の多様性がある企業は、新たな課題や危機に対して、多様な見方での対処方法が出せるからではないかと思う。消費者の半分は女性であったり、多様なライフスタイルが広がる中、企業経営側も多様な意見を採り入れないと的確な判断がしにくくなるのは当然。
営業利益率、配当、株価にまで現れているというのは、説得力がありますね。固まった同質性の中では新たなチャレンジの芽は生まれにくい。
必要なのは単なる女性登用ではなく「様々な立場での異なった見解」
であるからどれだけその声が意思決定の場面に届くかが重要。
実は男性優位の社会において男性たちはその同質的空気に気づきにくいことが多い。空気は目に見えない。故に無意識下で枠組みを育む。
ただでさえ自己主張が苦手な組織社会の日本において同質性の鎖をほどくことは大きなテーマ。だからこそのその一歩。
女性登用の比率は企業の柔軟性を示す指標なのだと思う。
だからこそ女性たちも男性社会の同質性に飲み込まれないことが重要。
組織の枠組みをこわせる柔軟性としなやかさが求められる。自分の意見をしっかりと持って前に進みたい。「女性活躍と財務に直接の因果関係を説明するのは難しいが、相関関係は出ている」という結果は興味深いです。また確かにESGの観点で女性の経営幹部登用に対する投資家の声は年々大きくなってきていると感じます。だからと言うわけでもないでしょうが、男性だから、女性だから、という性別を理由に業績評価や人事にイロがつくこと自体をよしとしない世の中になってきたなと思います。安倍政権が推し進めてきた女性活躍推進の取り組みの効果もあるのかもしれません。
それでもこれだけ記事になると言うことは、女性と男性が平等に活躍する機会を設けている日本企業がまだまだ少ない、もしくは女性の活躍に懐疑的な経営陣を抱える日本企業が多い、ということなのでしょう。カルビーが「同じ業績なら男性ではなく女性を昇格させる」という人事制度をとっていたのは有名な話ですが、結局そのくらいやらないと、男性だけでなく女性の考えも変わらないということなのかもしれません。