【台湾に学ぶ】ロックダウンなしの高雄で躍進したMaaSとは
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高雄市は長く台湾第二の都市と言われて来ましたが、近年は中部の台中市が賑わって来ており、その地位を譲りつつありました。
(因みにタイトルの写真は高雄ではなく台北ですが。。)
この高雄市のMaaSの取組みはコロナ前から行っていたもので、コロナとは関係がありません。
台北以外は、台北ほど公共交通機関が発達しておらず、元々スクーターや車が欠かせないエリアです。遡れば民主化前の国民党統治時代には大陸反攻が前提であったために、国家予算の多くが軍事費に割かれ、長く公共投資は後回しだった上、北部に重きを置いて来ました。
80年代以降、公共投資が進み公共交通機関も発達してきましたが、地方都市ではまだスクーターや車がないと生活出来ないエリアが多々あります。
コロナ下で公共交通機関の利用率が下がらなかったのは、コロナの影響が少なかったこともありますが、もともと利用率がそれほど高くないと言うこともあるかと思います。
それもあって高雄市では以前から利用率向上の施策を打ち出していました。
台湾のMaaSを取り上げるのであれば、高雄ではなく、台北の方が良かったのではないかと思います。今回高雄市政府交通局の副局長の方からお話うかがう機会をいただきました。
高雄は20年前から人間中心の交通政策に転換した都市として日本でも有名です。高雄MaaSは2018年10月12日から正式にサービスをスタートしています。
台湾のコロナ禍での交通政策に学ぶ事が多くありました。
よろしければご笑覧ください。この地に研修で行きましたが、10年前の高雄の印象とはまるで違いますね
料理は美味しかったですが、市街の中心でも廃墟が多く
昭和感のある田舎の地方都市という失礼なイメージしかありませんでした(^^;;
リーダー選びの直接選挙がいかに大事か思い知らされますね