「九九」を暗記させて、電卓の自由な使用を禁止しているままでは、日本の数学の学力はあがらない - とてつもない数学
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そもそも電卓を使わないと「計算に時間がかかって、思考に時間を割けない」というレベルの問題は、大学入試までお目にかかったことが無いです。
数学の学力が上がらない理由として、「思考に時間を割けていない」という点では同意ですが、その原因は、電卓云々のレベルではないと思います。
書籍は面白そうなので購入します。
注目のコメント
九九暗記vs計算機を論じる際は、合意形成の場を支配できるか、その習慣づけに寄与するかを 評価ポイントにすると面白いです。
北米で仕事をした時に 凄い方がいました。感じたのが「頭の回転が速い人が 場を支配する」です。 多くのマジックナンバー(原単位)を暗記していて、大筋の シミュレーションを 瞬時にやってのけ、会議が 速攻で終えられ、みんな圧倒されますが 気持ちよく納得もさせられてました。
九九はマジックナンバーの一つではないでしょうか。暗記できるなら不利はないはずです。
インド算術のように 暗算を速める知恵も 要活用です。例えば 速度80km/h は秒速何メートル？ 1000かけて3600で割るよりは、半分の半分に 1割足す、80→40→20→22m/s。 電卓出してきて ゴソゴソやるより速いです。秒速は体感しやすく、高速道路なら1秒でセンターライン1本通過する速度、運転中にも計算できます。(このケースでは Hey Siri でも良いですけど)
速く速くって、そんなに急ぐメリットですが、上述の通り、頭の回転が速いと 先に仮説提案でき、その仮説のパラメータに既知のものが選べる、よりコントローラブルな状態で合意形成に近づけることです。映画マトリックス程ではありませんが、頭の回転が ICT戦争の武力差になります。
当然 計算機や専用シミュレーター、BIツールや AIが必要な場面も有りますが、暗算が相応しいケースは実に多いと思います。
交渉で騙されないよう、空で検算、そんなモノは持ち帰らないですぐ反撃です。悪意に対する反撃には義の力が加わりますので、有利な条件で速やかにクロージング(キャンセル)、こういう習慣を目指して是非 九九は 覚えておきたいものです。二桁の九九を暗記していると、計算力がグッと上がると聞きました。
電卓の機械自体に間違えはないでしょう。
しかし、電卓を使う人間の誤操作はあり得ます。
誤操作時に、アレって感じる事が大事なんです。
だから九九の暗記は、必要だと思いますし、九九と電卓使用は、相反する物ではないと思います。
