銀行に貸し渋りされた企業の運命～他行を当てにできないのはなぜ？

コメント

注目のコメント

• 金子 修

  大学非常勤講師、銀行系シンクタンク エコノミスト

  ・2020年07月19日

  借り手企業の業況が悪くて融資を断る場合、それを「貸し渋り」に分類して良いのだろうか。
  私は、自己資本比率の低下や、特定業種の貸出集中の回避など、銀行の都合で正常先からの融資を断る場合のみを「貸し渋り」と呼ぶべきだと思う。
  世間では、取引銀行を分散しなさいという意見が通説だ。
  が、メインバンクが断った案件を、他の銀行が喜んで実行するケースなんて現実にあるのだろうか。
• 塚崎 公義

  経済評論家

  ・2020年07月18日

  銀行に貸し渋りをされた企業は、他の銀行に融資を申し込んでも簡単には借りられず、倒産してしまうケースも多いようです。
  他行にとっては新規取引先との取引ですから、従来の取引銀行より遥かに慎重に判断しますからね。
• 松本 悦典

  永和工芸株式会社 代表取締役

  ・2020年07月19日

  取引銀行で貸し渋りが起こって、他行で融資が困難なのは当然。
  
  ましては新規は無理なので、普段から数行分散して借りておくことは大事。
  
  ここ数年でこれまで借りれてたところも、借りられなくなることはありそう。これまでよりシビアに内容を見られる事になると思う。
  
  事業将来性があり財務のしっかりしているところは大丈夫。