英、5Gで日本に協力要請 ファーウェイ排除受け
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今は日英は近づきつつあります、それは当然Brexit後を意識している面もあります。特に投資を求めるのは英国でしょう。5Gの調達に関しては政府同士でも恐らくはだいぶ前から連携していたものと思われます。関連企業も含めて。
エリクソンとノキアは英国インフラ網に関し、素早くファーウエイ製を自社に交換可能だと声明もだしています。
これは元々ビジネスしていた面の強みもあります、彼らは欧州にも多くの工場もあります。しかし富士通はネットワークは日米でしかビジネスしておらず、NECは国内のネットワークインフラだけでやっていました。国内シェアこそ強けれど、海外に出れば世界が全く違います。
そこからの体制とサポートの構築、スケール可能な生産体制、キャリアとの関係づくり、テストプロセスはそう容易いことではないです。
6Gも見越しつつ、パートナーと手を組み進めることも視野に入れて緊急の対応、中長期目線での体制作りをしていかねばならないと思います。「NECや富士通がファーウェイに代わる調達先となる可能性に言及し、両社の技術やコストの競争力を高める支援を要望した。」(記事引用)
つまり、「我々はファーウェイを排除した。NECや富士通の採用を考えてるんだけど、技術やコスト競争力がファーウェイ、エリクソン、ノキアより劣るんで、そのレベルになるまで日本政府が支援してね」という要望と理解していいのでしょうか。
要望の詳しい内容が知りたいですね。これまでのニュースを見直すと、ファーウェイのかわりにNECやサムスンに英国が門戸を開く動きにあるようです(この2社は2年ほど前に業務提携していたはずです)。とはいえ、ノキア・エリクソンのおひざもとでいい商売になるには時間がかかりそうに思えます。NECが推進したいオープン無線ネットワークが英国や欧州のキャリアにどう評価されているのかもあわせて気になるところです。
そもそもとして、英国がファーウェイ排除を覆さないのか。これが一番気になるといえば気になります。