「将棋と囲碁」子どもにやらせるならどっち? ビジネスに活きるのは 棋士の収入比較
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私は囲碁の棋士で子供囲碁教室などもしています。
多くの方にとって同じ様なものに見えてしまう「囲碁と将棋」について、著名人の方々がそれぞれの側に付いて応援合戦をする。よくある企画の中でのお話と思います。
本来どちらも魅力があり優劣をつけるものではないと言うことは踏まえた上で、この企画に協力して発言されたものだと思います。将棋はそう来ますか、では囲碁側はこう攻めます、という舌戦を楽しむ気持ちではないでしょうか。
「子供が習った時の効能」をアピールされることについて、純粋に楽しんでいる愛好家からすると嫌悪感があるようです。
ただ囲碁や将棋を知らない親たちにとってはプロの収入など具体的な数字や、ゲーム性の良さを少し大げさでも言い切ってあげると分かりやすくなる面はあるのかなとは思います。
注目のコメント
将棋に関して。まだどなたも言及されていないようなので貼っておきますね。
戦後、GHQにより将棋は野蛮だから禁止しようという動きがあったそうです。そのとき、升田幸三氏が
・チェスは敵を殺してしまうのに対して将棋は捕虜を適材適所で活かすので人道的・民主主義的である
・男女同権といっているが、チェスではキングが危なくなったらクイーンを盾に逃げるではないか
という趣旨の発言をされて、禁止を逃れたという逸話が残っています。
将棋禁止の危機
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%86%E6%A3%8B#%E5%B0%86%E6%A3%8B%E7%A6%81%E6%AD%A2%E3%81%AE%E5%8D%B1%E6%A9%9Fお、そうか。堀義人さんがやってるんだったら、囲碁は人格形成には特に効果ないんだな〜
という程度のことがわかる感じの記事。こんな子供詰めエピソードを得々と語れる神経は、やっぱりエリート意識から来るんだろうか。
他の、「遠藤周作の子供です」とか言ってるおじさんのデスク、大理石とかでできた「卓上ライター」っていう昭和世代で絶滅したガジェットが昔あったんだけどそんなんいまだに置いてありそう。根拠はないけど。糞みたいな記事でビックリした
好きなのをやらせれば。ドンジャラでも回り将棋でも。
追記
戦略的思考なるものを子供時代から養わせるために囲碁が良いだの将棋が良いだの、恥ずかしくないのかね。親のスーパーエゴでしかないでしょ。