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改めてこの連載を読んでいると、業務スーパー(神戸物産)は小売業というよりは小売の販路を持っている製造業、という位置付けの方が正しいですね。
商品開発に徹底フォーカスし、自社販路を使って高速でPDCAを回す、という商品開発のフィードバックの速さが武器になっているように感じます。
若き2代目社長のこともたいへん興味深いのですが、この写真の後ろに移っている「エアコン室外機」についても聞いてほしいです。神戸物産の本社のしょぼさは異常です。玄関のロゴの上に、室外機が丸見えなのです。エアコンを取り付けるとき、「ここで大丈夫ですか?」という話にならなかったのでしょうか。その質実剛健さが、この企業の強さを物語っています。

2021年に新社屋に移る予定ということですが、本社に金をかけるというのは最後の最後までやらなかったのでしょうね。
https://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/202009/0013664484

取材でいろいろな企業を訪ねてきましたが、社屋が豪華な会社はたいてい長続きしません。強い会社ほど、社屋をていねいに使っています。しょぼくても、決して汚くはないのです。このあたりはわかりやすく差が出るところだと思います。
「業務スーパー」を運営する神戸物産の社長・沼田博和氏の連載第5回です。
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新型コロナウイルスの感染拡大による巣ごもり需要で、食品スーパーは軒並み好調だったが、なかでもひと際目立つのが、緑色の派手な看板が目印の「業務スーパー」だ。安さとボリュームが最大の特徴。2000年にフランチャイズ展開をスタートし、今では北海道から沖縄まで全国に866店舗を展開する。

同チェーンを運営する神戸物産(兵庫県加古郡稲美町)は1985年に創業、今期で35周年を迎えた。主力事業の業務スーパーが売り上げを牽引し、2019年11月~20年7月期の売上高は前年同期比18%増の2593億円、営業利益は29%増の186億円と絶好調。過去最高売上高を更新中で、21期連続で増収を続ける。

沼田博和社長は2代目。12年に創業者で父の昭二氏の跡を継ぎ、31歳の若さで社長に就任。父が生み出した「食のSPA(製造小売業)」というビジネスモデルをさらに強固なものとし、急成長につなげている。製薬会社の研究職出身という変わり種社長が手掛ける新たな取り組みとは。(全7回)

■第1回 過去最高売上高を更新中、人気の秘密は?
■第2回 ムダ・ロスを徹底排除した独自のシステム
■第3回 ここでしか買えない商品を開発する秘策
■第4回 大正製薬で獲得した「ものづくりの感覚」
■第5回 大正製薬と対極にある猛烈なスピード感 
■第6回 31歳で社長就任。世代交代は若いうちがいい
■第7回 行ったことがない人にいかに来てもらうか
我がイトーヨーカ堂もこれくらいのフレキシブルさがないと生き残れない。
セブンイレブンを見ると分かるように、あそこは完全なトップダウンの会社。ボトムアップで改善しようという空気がありません。
この連載について
ビジネスや働き方が多様化し、正解がない時代に、自分を信じて一心に仕事をする人たちがいる。そこにあるのは独自の「哲学」だ。仕事人のヒストリーをたどり、道標となった哲学を浮き彫りにしていく。
株式会社神戸物産(こうべぶっさん、英語: Kobe Bussan Co., Ltd.)は、兵庫県加古郡稲美町に本社を置く企業。主に業務用食品の販売を手がけるFC(フランチャイズチェーン)方式のチェーンストア。 ウィキペディア
時価総額
9,371 億円

業績

大正製薬ホールディングス株式会社(たいしょうせいやくホールディングス、英語:TAISHO PHARMACEUTICAL HOLDINGS CO., LTD.)は、製薬会社を傘下に持つ持株会社である。 ウィキペディア
時価総額
5,619 億円

業績