米経済、20年は6.6%縮小へ リスク多く回復の道のり長い=IMF
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IMFは米国議会予算局の予想(失業率が2019年第4四半期の水準に戻ることは、10年後の2030年末まで見渡してもない)と同様に、かなり悲観的に米国経済をみています。
レポートでは「米国民の大部分が数年間にわたり生活水準の大幅な悪化と著しい経済的苦難に直面しなければならない」としています。
16日の新規感染者数は7万7000人超と過去最多を記録しました。新型コロナ危機はまだ初期段階にあるとして、銀行は資本配分計画を抑制すべきとレポートしています。
2019年の状態に戻るのに10年かかるとしたら、相当な覚悟が必要。V字回復はない、とみたほうが良さそうです。2008年9月のリーマンショックの後、こうした国際機関は、経済の長期低迷を予想しました。しかし、これが大ハズレで、実際には景気の底は2009年7月でした。株価は諺の「強気相場は恐怖の壁を上る」の通り2009年3月に底打ちして、10年以上という大相場の転換点となりました。過去の教訓は大事にしましょう!