東京女子医大、ボーナスを検討へ 「原資が確保」と一転
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娘が女子医で小児科医をしています。同大学の経営体制がいいかどうかはさておき、他の医科大学及び大学病院と同じく、従前から財務がかなり厳しいことは間違いなく、コロナ禍によりボーナス原資がなくなったこと、それが存続のために必要だったことも理解できます。仮に今、別の名目の資金を取り崩しても同じ問題がまた起きます。卒業生やその父兄からの寄附金で頑張るにも自ずと限界があります。
医大・大学病院の統合や経営体制見直しなど自助努力は絶対に必要ですが、こうした社会インフラの維持については政府の出番でもあると思います。銀行も東電も、古くは旧国鉄も、政府が巨額の公的資金で救ってきたわけですから。そうでないと現場で働く方々が気の毒です。病院は医師や看護師だけじゃなくて、沢山の職種が集まった集合体です。
それぞれがプロフェッショナルに医療を支えています。
例えば、医療事務。今回のコロナは、どの職種も大変だったと思いますが、鳴り止まない電話対応は、本当に大変だったのではないかと…
受診の予約変更も、一人の患者様に何度も、何度もあって、丁寧に対応頂きました。また地域連携もちゃんとしてくださったり、本当にありがたくて…いつもの何倍も忙しかったと思います。
この様な、様々な職種があって、患者様に医療を提供できる。
「患者様の為に…」と言うチームになっているハズです。
対価とは何か?は、色々と議論があるとは思います。
ですが、それぞれのプロに対する評価はしっかりやって欲しい。
人材を大切にする組織であって欲しい。
経営は、人情だけで成り立たないのもわかるけど…とりあえず良かったです。東京女子医大は、これまでも閉鎖的な体質が指摘され、大きな不祥事を経験しています。コロナ禍で、看護師ら医療従事者へ社会をあげてリスペクトすべき時に、当の病院がその主役たちを使い捨てのようなことをするとは。体質はなかなか変えられないものだと感じます。病院は、社会の公共インフラであり、私物ではありません。そのことを改めて再認識させられる今回の事態です。ただ、今回の件は別にして、コロナ禍で病院経営は危機に瀕しています。お金を投じるべきは、旅行ではなく、まずは病院だと思います。