コロナ禍でアーティストの2人に1人が活動をあきらめようと思っている
音楽ナタリー
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注目のコメント
アーティストにはどうしても「芸術一本で食っていかないと周囲に笑われる」というプライドがついてきがちです。
副業を始めたら「やはり音楽だけでは食べていけないわよね」と言われたり、仕事のジャンルを多様化させると周りのアーティストに冷ややかな目で見られたり。
でも、今はアーティストも多様なポートフォリオを持つ者が勝つ時代です。コロナのような未曾有の事態に備えてリスク分散にもなるし、他分野からの刺激も増えてクリエイティブになり、何より異様な「アートで食わなきゃ」というプレッシャーが減る。逆に集中する余裕がでてきて、プラスになる…と少なくとも私は信じてます。
なのでコロナだから芸術活動を「あきらめる」のではなくて、「ポートフォリオを増やす」という発想の転換につながれば幸せだな、と思います。みんな助成金でなんとか過ごしていますが、厳しいのが実態です。これを機会に一定の淘汰があっても良いとは思うのですが、淘汰されるのが中堅のアーティストになりそうなのが恐ろしい。
ちなみに現在様々な団体が寄付を求めていますが、日本の場合、それらの費用は大きな団体であればあるほど団体の事務機能の維持(職員の給与が最も大きいですね。)に利用され、アーティストには一銭もお金が行かないということは知っておいて損はないかもですね。本当に深刻です。
劇場クラスターのこともあり、アーティストやライブハウスは本当に苦しい。業態変更や副業などでなんとかしのいで欲しいし、クラファンなどできる限りの支援はしたいです。
コロナが落ち着いたら一回諦めた人も復帰してほしいですし、政府にはGO TO LIVE キャンペーンもやってもらいたいですね。