金融庁長官に氷見野氏発表、地域金融の安定課題
日本経済新聞
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注目のコメント
氷見野さんは僕を金融庁に採用してくれた恩人、当時監督総務課長だったと思う。当時から国際金融に明るく日本経済や金融についての英語論文を発表されていて、三井さんと並ぶ理論派幹部だった。TBTF処理に追われ、金融庁もマクロプルーデンスへのコミットを強める中、庁内にマクロ経済学勉強会を設置、僕も参加させていただいたが、一番熱心に学ばれていたのは氷見野さんだったと思う。
FSBの要職を務められつつ長官職を引き受けることで、国際金融監督コミュニティにて更なる発言力を持つことにつながるはず。これは河野さんの頃にはなかった強みだろう。
英国BOEのMark CarneyがそうだったようにRyozo Himinoのリマークが国際金融関係者に瞬時に伝播していくような、そんな長官になってもらったらこんなに嬉しいことはない。