最先端の電子政府エストニアは新型コロナにどう対応したか
コメント
注目のコメント
まあ実際に訪問してみると綺麗な国ですし、首都タリンも中世の街のジオラマみたいでカワイイのですけどね。
だけど今はそんなことはどうだっていいのです。
コロナについて我々日本人がIT関係ですべきは、とりあえず今あるITソリューション、COCOAを導入して、感染拡大を防ぐことに他なりません。
もちろん言うまでもなく周りにも勧めるのも大事です。
エストニアのことを言うくらいなら、ネットワークの外部性については十分ご存知でしょうから。
ぶっちゃけ、ITとかデジタル社会とかどんなに格好のいいことを言ったって、所詮誰かが勝手につくるものではなく、あなたが使いし、人に使わせてナンボのものなんです。
こう言ってはなんですが、1億以上の国民を抱える日本がバルトの小国に憧れても環境が違いすぎて意味がありません。
IT周りに触れたことがある人ならわかると思いますが、トランザクション量の桁が違い過ぎて、多分なんの参考にもならないのです。
とはいえまず自分でやってこそ、意見や文句の一つも言えるというもの。
とりあえず、COCOAをインストールするところから始めてみませんか。これは凄い。憧れるレベル。
ロックダウンの間も、政府サービスの99%がオンラインで提供とか、羨ましすぎる。
もちろん、エストニアという国のサイズだからできるんだという話はあると思いますが。
本来は日本も電子立国とか言うんだったら、政府が率先して電子化、デジタル化を推進すべきだったと思うんですが、日本の電子立国って、物づくりのことであって、ソフト面や制度面は置いてきぼりだったのが、今回ハッキリしてしまいましたよね。
特に教育におけるオンライン化の現状はホント悲しくなるレベルで、結局息子たちの学校も、コロナ前と同じ教室に同じ人数で授業受けてるので、普通の会社よりも三密回避できてないみたいですし。
大学がオンライン化を発表すると、授業料払ってるのにと批判されるリアル重視の社会的空気もあるし。
ある意味、国民がオンライン化を本音では求めてないからこういう結果になってるという話ではあると思うんですけど、本来は高齢化社会の日本で、役所にハンコ押すために重症化リスクの高い高齢者を来所させるとか、おかしいと思うんですけどねぇ。。。
欲しがりません勝つまでは、という言葉が脳裏によぎってしまう今日この頃。