笑わない高齢者 介護必要になるリスク1.4倍に 名古屋大など
NHKニュース
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免疫細胞の1つであるNK細胞は笑うと活性化するという、笑いと免疫力については以前から指摘されていますが、
この研究での『要介護』の有無は、免疫力との関連というよりは、
筋力の維持や認知症の有無の方が影響していると思われます。
そして、これだけでなく全てのことに当てはまりますが、
1つの要因だけが影響しているわけではなく、実際には多因子です。
『笑う』という行為自体には、
趣味を楽しんでいるから笑う
友人や家族との交流の中で笑う
サークルなど社会活動に参加する中で笑う
など、いろんな背景があり、
笑わない人よりも、
運動量や、外部からの刺激が多い可能性が考えられ、
実際には、それらの要素が、介護回避に寄与しているのかもしれません。
ですので、ただニコッと笑えば介護リスクが下がる、というほど単純な話ではないですが、
いずれにしても、人間、笑えるということは心身ともに健康ということですので、日々笑顔でいられるような生活を送るに越したことはないのは確かです。これは随分昔から言われていたことですよね。
笑うだけでなく、話し掛けたりほめたりすることも良いと言われています。
離れて住む祖父母に電話で話すだけでも意味がありますし、たまに里帰りした際には祖父母が出してくれた料理においしいと声を掛けてあげるだけでも意味があります。心が病めば体も病む、心や体がしんどければ笑わない、心身健やかなら笑みはこぼれる。科学とは素晴らしいが、一方で何でもデータやエビデンスで説得されないとそんな当たり前の事もわからなくなるという例でもあるように思う。