ホーチミンの都市鉄道は日本のODAで実施されており、絶えずハノイと比較されている。ハノイは人口の増加と急速なオートバイの普及によって、道路混雑や交通事故、大気汚染等が発生している。さらに所得の向上に伴うオートバイから自動車への転換も進んでおり、このまま推移するとハノイの道路交通状況は一層深刻になる。ハノイが都市交通問題を減少させ、都市全体の持続可能性を保つためには、公共交通を優先し、自動車に過度に依存しない社会を目指す必要がある。その意味で開業は大幅に遅れているが、開業による効果は大きいと言える。
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