梶山弘志経済産業相は2020年7月3日の記者会見で、二酸化炭素を多く排出する非効率な石炭火力発電所の2030年に向けたフェードアウトを確かなものにする、新たな規制的措置の導入等の検討開始を表明した。石炭火力フェードアウト方針そのものは、現在の「第5次エネルギー基本計画」にも明記されているが、その具体的措置について言及されたのは初めてのことであったため、各方面から驚きを持って受け止められた。 では、そのエネルギー基本計画はどこでどのようにして策定されているのか。その答えは「基本政策分科会」である。今回の「審議会ウィークリートピック」では、この基本政策分科会についてお届けしたい。
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