米エアビーアンドビー、1日の宿泊予約が100万泊超え 近場が人気
コメント
注目のコメント
アメリカ国内の「近場」需要は、「どこからでも仕事ができる」という新常態によるものと言われています。飛行機に乗るのは怖いが、自分の車で行ける範囲のちょっとした別荘で、WiFiさえあれば仕事できちゃう!ホテルより安くて家族全員で泊まれるエアビーで!ということです。実は私も今それを企画中です。
■1. ニュースの要約
Airbnbは14日、7/8に全世界で100万件以上の予約があったと発表した
■2. ニュースの論点
・100万件達成は3/3以降初めて
・予約の大半は8/7までに始まるもので、近場で手頃な値段のもの
・コロナ影響で予約が減少し、Airbnbは今年の販促活動を保留し25%の人員削減を発表
■3. 考察・感じたこと
エンターテイメントが制約を受けている中、旅行を楽しみたい、非日常を味わいたいというニーズは残っていることを表していますね。
一方で遠出の旅行はまだまだ厳しいでしょうから、近場旅行のニーズを喚起する施作がポイントになりそうです。アメリカでは、ロックダウン期間も長かったですし、取り敢えず、過ごす家とその場所を変えることで、気分転換をするには、Airbnbは最適ですね。
カリフォルニア州で感染者数が多いオレンジカウンティは、富裕層が多い地域がありますが、そろそろ暑くなるので、同じカリフォルニア州でも比較的涼しいサンタバーバラ周辺に家族全員で移動するからという連絡が届いています。
ただ、こういうことが出来るのは、一定レベル以上の所得層の人ですね。
失業手当の付加手当がなくなる8月以降は、ある意味、また貧富の差が際立ってくるのではないかと思います。