政府の推進する「正社員によらない働き⽅」が静かに実現しつつある。
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コメント
注目のコメント
懸念しているのはフリーター化です。
いまフリーターと聞いてポジティブなイメージを抱く人は少ないと思いますが、言葉が生まれた80年代は「アーティストや小説家になりたいといった、夢を抱きながらアルバイトする人たち」のことを応援の意味を込めて呼ばれていました。(すくなくともリクルートが名付けたときはそうだった)バブルがはじけて、正社員になりたくてもなれない人、就職できない人とイメージが変わっていきました。
政府がフリーランスを増やしたい意図は未だに良くわかりませんが、景気が悪くなったあとのことが心配です。自己責任と捉えてリスクヘッジしながらやれる人はよいと思いますが、流行りにのってフリーランスという人が増えるとまずいなあと。「雇用する」
・employeeがemployerに対して労働を従事すること
・employerがその労働に対して報酬を与えること
この契約のあり方や考え方だけではないということ。
もっとフラットに「共創する」という働き方があるし、
それを個人が選択できることが大切だと思いますね。私は基本的に内製化主義なため、外部の人材を業務委託で入れたとしても、一緒に社のメンバーが働くことで知見を内部に吸収したいと思ってしまいます。一方で、このメンバーが退職してしまうと知見は流出するわけで、属人的ではない、組織としての知見の蓄積とはいったい何なのか、改めて考えてしまいます。組織に属した正社員に生まれるものとしてあるのは「評価と昇進」。これがあって中長期の人材育成が可能な反面、社内政治が生まれるという側面もあります。業務委託や外部のコンサルの方が、社内のしがらみにとらわれず、正しいことを言うことができる印象もあります。