コロナ禍のテレワークが崩壊させた「会社は安住の地」という幻想
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アイデンティティーを帰属意識とした上で、テレワークでアイデンティティーが揺らぐので過度に帰属せず緩やかなネットワークを構築すべしとの記事です。しかし、アイデンティティーを帰属意識に求めるのであれば、その人は緩い帰属状態で安定していられるとは考えられません。
コロナ以前から緩やかなネットワークを構築していた人のアイデンティティーは、帰属意識というよりは自分が何か価値を提供できる存在であるという自己効力感の方が勝っているのではないでしょうか。
アイデンティティーの意味を個々人が問い直すことが重要です。
必要なのは、帰属意識という依存ではなく、自らのアイデンティティーを問うことができる自律です。阿部務さんの意見に賛成です。
「仕事」によってつながるというのが、これからの時代のように思います。
問われるのは「個」でしょう。
もちろん、エッセンシャルワークを中心に場所や時間に拘束されて働かざるを得ない職場も、変わらず残り続けると思います。
そこには、仲間意識や帰属意識、ロイヤリティ、「チーム医療」なんて言葉も残るでしょう。
しかし、ここで登場したテレワークに移行した職場のように、変わっていく職場も増えていくように思います。
ある意味、仕事は何?と問われています。
今までは、職場にいること自体が「仕事」でした。
特に、上司、管理職なんてその最たるものです。
職場に上司、管理職としていること自体が「仕事」でした。
自分にやるべき仕事の持ち分がある人のことを「プレイングマネージャー」と言うくらいですから、やることがないのがフツーなのです。
ナニ言ってんだ、管理職なんだから、部下を管理するのが仕事なんて、言うと思いますが、現場は知っています。
「アンタがいなくても仕事はまわるよ」
だから、自分が仕事をしているようにするために、会議なんてものを招集する。
テレワークになって、一番アイデンティティ喪失するのは「上司」「管理職」だと思います。。
あなたの仕事はナニ?
そう問われて答えられるか。
画面上の部下に向かって、いかに上司であり続けるか。
基本やることがないんですから、上司なんて。
会社にとって不必要なコスト、省略することができるコストと、会社に取られないように、自分の付加価値をつけるか、それができないと、アイデンティティ喪失ではなく、雇用喪失になっても仕方ないでしょうね。
いわゆる「中抜き」です。
上司こそ、「会社は安住の地」なんて幻想は捨て去るべきでしょう。
※これ死語じゃないかなあ。いまだにいるんだろうか?
これからは、個人事業主として、会社が契約してもらえるスキルを身につけなければ、居場所がなくなる、そういった危機感が必要ではないでしょうか。
それを世知辛いと感じるか、チャンスと考えるかは、個人の自由ですが。まだ出社なんてしてるの?といった押し付けに疑問を感じます。在宅勤務のメリットを最大限感じられるのは、家族の協力やワークスペースといった環境面がクリアできているからこそ。
それぞれのバックグラウンドを一括りにしてしまうのは、ややずれていると想う。