無印良品が「水道水を配布」?――その真相は無印の新たな「ライフスタイル提案」だった
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浄水の提供で、ペットボトルの削減や、CO2削減というサステナビリティを実現するとともに、生活者のインフラとしての「無印良品」の役割を発揮し、来店動機にもつなげるという良施策ですね。
しかも、好きな味が楽しめる粉末を販売することで、ペットボトルで提供する時に比べて、輸送時のCO2排出や、ペットボトルの使用量の削減などにもつなげられるというメリットもあります。
最近は、シャンプーなども、そのまま使用する液体ではなく、個体や濃縮などで提供することで、資源の削減やCO2削減につなげる動きも出てきています。
ちなみにこれまで、水の提供に関するアプリとしては、「mymizu」アプリが先行してきました。
世界中20万箇所のカフェや公共施設など無料で給水できる場所を「mymizuスポット」とし、外出中どこにいても、気軽に水が補給することを可能にする、環境にも、お財布にも優しいアプリです。
生活圏内でうまく活用して、できるところからサステナブルなアクションにつなげていきたいですね。>さて、それではなぜ水を配り始めたのか。無印良品は給水サーバーの設置を「持続可能な社会への実現のため」であるとしており、給水サービスを通してプラスチックごみの削減に繋げたい考えだという。
なるほど、SDGsですか。
給水サービスはイイね! さすがは無印。これから夏だからありがたい。
しかしSDGsはなんだかブームみたいになっている感がビミョー。
いつも思うのだけど、企業が『SDGsの施策を何か始めなきゃ』というのは意識の持ち方として間違っていると思います。
(無印が給水サービスを始めることを非難している訳ではありません、決して)
真っ当なビジネスをしているならば、既に行っているビジネスはSDGsに敵うものになっているハズ。それを言葉にすれば
『当社は以前からSDGsが求める内容に沿ってビジネスをしております』
と言えるのでそれで良い。
今後新しく始めるビジネスやサービスもSDGs視点で見れば『こういうカタチで沿ってますよ』と言う必要があれば言えば良いと思いますが、それが『売り』(レピュテーションとしての意味で)になるような世の中ってなんか違和感。
SDGsを売りにする(うりになる)って、なんかおかしくないですかね???水筒に水を入れて持ち歩く身としてありがたい限りです。
amazonや楽天、ローソンでの販売開始で接点が増加したのに加えて、この取り組みは既存店の接触回数増加になりますね。
単純接触効果で、ちょっとした買い物に無印良品を想起することも増えそうです。