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ストックホルムレジリエンスセンターが発表したSDGsウェディングケーキの図が出ています。コロナによって派生した様々な問題とSDGsとの関係を説明するには確かに向いている図だなと思います。

一番上の経済層、つまり企業の活動を支えているのが第二層目の社会層と基盤となる環境層というものですが、例えば感染拡大を防止するためにも在宅勤務OKにする企業が増えました。働き方を柔軟にすることや、健康を維持することは社会層のSDGsに含まれています。働く人が健康で業務遂行能力を発揮する環境を確保できなければ、その上の企業活動という経済層が成立しません。そして人が健康を維持するためには衛生的な環境が必要です。安全な水や災害が頻発しない環境を維持することは、基盤となる環境層に含まれるSDGsです。

というわけで、コロナ対策をすることはSDGsに取り組むこととほぼ同義と言えます。ただしコロナではない新種のウィルスが同じように世界に蔓延する可能性もありますし、台風や津波など前代未聞の大規模な自然災害が頻発する可能性も十分あります。SDGsは今の取り組みを粛々とやっていたら、基盤となる環境層がボロボロになるスピードを止められない、ということも主張しています。つまりイノベーション、大胆な変革や取り組みが必要です。

他方でできるところはコツコツと、というのも大事な観点です。例えばレジ袋の有料化はさほど環境問題を向上させる効果はないと言われていますが、それでもやらないよりはやる方が良いです。