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【必須教養】セクハラは、どこからが「アウト」なのか

NewsPicks編集部
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    テレビ東京 演出・プロデューサー

    まさに先日、「性的同意」をメインテーマにした「新性教育 セクシャルマインドセットをバージョンアップ」というイベントを行いました!
    https://www.tv-tokyo.co.jp/plus/lifestyle/entry/2020/022065.html

    性的同意はセックスに限らずキスなども含まれます。
    いわゆる「紅茶の動画」がわかりやすい(上記記事にリンク)。
    家に入ったから紅茶を飲みたいと限らない、紅茶を入れている途中に飲みたくなくなることもある、前に飲んだからと言って今日飲みたいとは限らない。酩酊している人は紅茶を飲みたくない。寝ている人も紅茶を飲みたくない。
    と、紅茶と性的同意をリンクさせ説明しています。

    ニコニコしたり、ノリのよいLINEが返ってきているのに本心ではない事も、セクハラには多いため、現代における恋愛や性的な関係は、かなりハイコンテキストな行為なのかもしれません。鈴木涼美さんが、アメリカは「oh yes」だけど、日本は「いやん」「ダメよ」文化で、男性もこの方が燃えるから女性も合わしてしまっており、より読み取りづらいと。

    相手に合わせて「…うん」みたいな事や、下ネタだってビジネスの為に、ノリ良く付き合う事ありますので、
    立場が違えばより「積極的性的同意」が必要に。
    ちなみに、恋人間、夫婦間も同様です。

    セクハラを含め、性に関するマインドセットが変わってきたと思いつつも、中々向き合って来なかった今こそ考える時ですね。ちなみに、パワハラも、同様。
    自分の思っていた関係性と相手の思っていた事の乖離も色んな問題に共通しています。


  • 自動車部品開発

    1994年生まれですが、性交渉に関する教育は学校では無かったですね。
    ひとつ皆さんに勘違いして欲しくないのは、記事の最後にアダルトコンテンツが「嫌よ嫌よも好きなうち」の前提で 段々とセックスを楽しむ様になる女性のストーリーがメインストリームの様な書き方がされていますが、FANZA(旧DMM)でアダルト動画を600本以上購入している自分に言わせてもらうと、違います。
    最近はラブラブデートの末に、、、なんて展開も多く、女性から勇気をだして誘ってみる展開もあり売れています。
    また、若者に身近なSNSではアダルト系の男優や女優も、無理な性交渉は止めましょう。動画はエンターテインメントですと警鐘を鳴らす事も多く、セクハラの起因がアダルトコンテンツとは考えにくく、多くは教育機関での性教育の不足にあると考えます。(教育不足に関する部分は記事中の話と同じです。)
    日本ではまだまだ、性に関する話は「タブー」とされていますが、もっと「フリー」になる世の中を望みます。


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    産婦人科専門医 医学博士

    まず、こういう特集が組まれること自体に産婦人科医として感動。
    セクハラ問題をただ報道するだけでなく、

    ここまで深堀りして、問題提起と情報提供を、
    しかも経済界で活躍するユーザーさんが多い媒体で取り上げるというのはとても有意義と思います。

    『一刻も早い「正しい」性教育の導入が待たれる』
    『すでに大人になってしまった人々に対しては、企業による教育や、メディアからの情報提供が重要』

    これは全くもってその通り。

    だれも、セクハラの告発は、できればしたくないと思います。
    自分がそういうことを受けた、と知られるのも嫌ですし、
    思い出したくもないですし。

    なので、厳罰化よりも、やはり根本的には、セクハラや性的被害が起きないようにしていかないと。

    セクハラや性的同意というのはクリアカットにはしにくい問題なので、

    ・知識の教育
    ・自尊心と相手の立場をくむ想像力
    ・経験

    のどれもが重要。

    たとえ少しずつでも、日本の歪んだ認識を変えていきたいですね。


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