イーロン・マスクが脳コンピュータインターフェイス企業Neuralinkの最新情報を8月28日に発表
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以前脳波マウスなどが販売された時は、あまり実用的なものとは言えなかったが……。これは取れる情報が段違いに見える。
これが実用化された時に、パッと見で思いつくのは「ハンズフリーで色々実現出来る」とかなんだけど、実はもっと凄いのが、「あるものを見たときの評価が脳波でフィードバック出来る」ということ。
例えば広告だったり、オススメニュースだったり、そうしたものは、これまで選んだものから機械学習をしているのだけど、その際に判定で使っているのは、「クリックしたか」や「コメントを書いたか」など、何かしらアクションが必要だった。これが、脳から直接情報が得られるとなると、「良かった」「悪かった」がアクションなしに判定することが出来るようになり、サジェストの精度がどんどん上がる。Web検索でも、ショッピングでも、漫画でもアニメでも、あらゆるものの精度が跳ね上がると、もっとインターネットが面白くなると思う。
実現は遠いと思うけど、非常に楽しみな技術。既存のシステムへのインプットとして、今ボタンやマウスなどを使って行っていることを簡略化・効率化するという側面がある一方、脳波や脳内電気信号など、現在はまだデータ化されてない人間のシグナルを捉えて、それをAIなどを使ったパターン学習の入力をすることで、例えばミスを犯してしまう前にアラートするなどの新しい価値提供への道筋になるという側面も考えられそうです。
Neuralinkが開発しているのは、侵襲型で脳を読み取り・書き込む技術。
ブレインテックの主要な論点は、侵襲型or非侵襲型、脳を読み取るor書き込むの2点。
侵襲型は、体にデバイスを埋め込む倫理的な課題があるため医療用途から始まり、非侵襲型に比べて精度が良い。
Facebookは、最初は非侵襲型で脳波を読み取って文字を送信するつもりだったが、精度が悪いのか、いつの間にか侵襲型になっていた。
今後数年で、さまざまな議論が沸き起こるはずで、AI技術の次にパラダイムシフトを起こす領域だと思っています。
=参考=
ブレインテックABC〜脳を読み取り・脳に書き込む基礎技術
https://note.com/ray_30cm_ns/n/ne3f291898ed0