東大発スタートアップ(3)起業の道場、卒業生が師匠に
日本経済新聞
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こちらで紹介されている「東大アントレプレナー道場」、一期に参加していました。
当時のゲストは第1回がリバネスの丸さん、第2回が現ヤフー(当時はシリウステクノロジーズ)の宮澤弦さん。思い返すと非常に豪華な布陣でしたね。
当時は単位もつかなかったアントレ道場。参加する人間は変わり者扱いだったように思います。
当時から「スタンフォードのようなアメリカのトップ校の学生で、一番のエリートは就職せずに自分で事業をやるんだ」と言われていましたが、どこか遠い国の出来事という印象でした。
今は保守本流の東大でも、多くの学生が起業したり、スタートアップをキャリアの出発点に選んだりと、何かしらスタートアップとの接点を持つ人が増えており、15年で状況は一変したものだと感じます。
スタンフォードで起業する学生が多い理由は「周りで起業している学生・教員が多いから」だと思っています。
トートロジーに聞こえるかもしれませんが、「周りもやってるし、そんなに特別なことではない」「あの人でもできるなら、自分にもできるかも」といった印象を与えるような、サークルや研究室といった小さなクラスターを作っていくことが、同調圧力の強い日本で起業家の裾野を広げるポイントだと思います。