投信販売システムを無償開放 auカブコム、異業種向けに
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要は投信のオープンAPI解放してSaaS的に金融ビジネス参入し易くなると言う話です。
国内フィンテック事業者も既金融機関からのオープンAPI提供進まないと実際難しいんじゃないでしょうか。
因みに既に株式や先物なんかも解放済でAWS上にも配備し国内初となるISMSクラウド事業認定も取得済で、安全且つ安心してご利用頂けますね。
https://kabu.com/company/pressrelease/20200707_1.html (当社発表)先月頭に成立した改正金融商品販売法で金融サービス業が新設されたことを受け、主に個人顧客基盤を有するネット系サービス事業会社が金融商品・サービスの提供を担う事業に参入して来ることが予想されます。
オンライン証券等の金融機関はそこで委託金融商品取引業者等としての役割を担うことになりますが、これまで自社の付加価値としてきた顧客接点やコンテンツ提供、UI/UX等がコモディティ化することが懸念される一方、このように事業会社側にとって利便性の高いAPI等の事業基盤を開放することで取り囲む動きが今後進んでいくと考えています。
なお、最終パラグラフの証券・投信窓販システムのくだりについては、金融サービス業者は委託金融商品取引業者等の金商販売機能及びそれらシステムを活用して仲介行為を行ないますし、信託報酬のうち事務代行手数料の一部をシェアするのが一般的ですので、これ自体は目新しいことではないと思います。
ただ、他社に先駆けて投信販売APIを無償で開放するというauカブコム証券のスピード感や取組みに、金融サービス仲介が普及していくなか、この新しい事業領域での金商プラットフォームになるという同社の意気込みを感じます。