【直撃】なぜ今、Uberは「東京」でサービスを開始するのか
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逆にこのタイミングしかなかったのかもしれない。
オリンピックが通常通り開催されていれば、
訪日外国人が多く、需要が見込めるため、
既存プレーヤーは敢えて新しいことに
チャレンジできなかっただろう。
ー抜粋ー
今はコロナの影響で、インバウンドが大幅に減ってしまっています。しかし長期的にみれば、訪日外国人が東京に多く来るトレンドは変わらないでしょう。
そうした人たちが移動しやすい交通手段を、東京にもっと作っておくべきだと考えていました。
注目のコメント
「Uberが遂に東京へ!」という記事ですが、むしろタクシー業界のUber徹底抗戦の団結の強さがうかがえる内容です。
Uberが組んだ3社、そもそも知らない人が多いのではないでしょうか。記事によれば日の丸リムジンは社名通りハイヤー中心、京都の暴れん坊エムケイは東京ではリムジン中心、もう1社のエコシステムは初乗り310円をやるなど、タクシー業界のしがらみがなく業界では規模が小さい3社。Uberがそういう前向きな会社を選別したという見方もないことはないですが、この手のサービスは結局は台数勝負なので大手に入ってもらうに越したことはないので、Uberとしては大手は入ってくれないので選ばざるを得なかった、というのが実情に見えます。また、当面インバウンドが激減する状況では、「外人客連れてきますよ」という最大の武器も使えない。なかなか厳しいですね2018年夏に淡路島から始まったUberのタクシー連携(当時は大変でした。。。)がついに東京まで。Uberでの配車の良さは以下の通り。
・迎車料金なし
・事前にあらかじめ料金レンジが分かる
・ルートをいちいち説明しなくてよい(他社タクシー配車アプリだと目的地入れてても道を聞かれる。。。)
・レシートがすぐにメールで来るので、レシート受渡し云々のやりとり無し
後はエリア拡大(今はまだ利用可能の区が少ない)と、事前確定運賃+タクシー相乗りが実装されると迎車料の分だけ考えてもでも他社より安くなりますし、海外のUberとほぼ同じ経験かつドライバーはタクシー会社雇用のプロなので安心、となり、日本型のタクシー配車アプリとしてはかなり良いUXになるかと思います。「ライドシェアは日本の市場には合わなかった」この結論づけを非常に悲しく思います。合わなかったのは政治的利害であって、消費者は求めているからです。
ライドシェア以外のジャンルでもシェアサイクル、キックボード、ペットシッターなど外資系のプラットフォーマーが日本の法制化のスピードに合わずにやむなく撤退するのを近くで見てきました。日本の現状と未来に向けて国民にとって本当に必要なイノベーションとは何かを問い利用者の目線に立ったルールメイキングのマインドがこの国には必要じゃないでしょうか。