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国の競争力とは、すなわち大都市の競争力である。という時代にあっては、ダメなのですね。オンリーワンよりナンバーワンです。
市川宏雄・明治大学名誉教授の解説は明快で、東京がナンバーワンになれるポテンシャルがあるということも理解できました。
大量得票で再選を果たした小池百合子・東京都知事の戦略眼、リーダーシップが問われるところだと思います。
市川名誉教授が責任者となっている「世界の都市総合力ランキング YEARBOOK 2019」を参考にしたのですが、これが「読み物」としても滅法面白い。
「真実は細部に宿る」と言われますが、ディテールを読み込むうちに、つい時間を忘れました。おすすめです。
そもそも都市戦略研究所のGPCIは、私も尊敬する森ビルの森稔会長(故人)の理念を形にしたところがあると思っている。それは都市の集積を極限まで上げることが、世界の大都市の国際競争力を高めることにダイレクトに結びつくと言うものだ。六本木ヒルズ(森タワー)はそのフラッグシップで、利用者の観点からも素晴らしいものと思っている。
都市の集積は、弊害としての渋滞を生む。それを軽減するためにAIをフルに活用した自動運転を導入することが検討されてきた(自動運転は都市の渋滞軽減)という経緯もある。
そうした様々な取り組みを踏まえた上で、GPCIが今でも都市の国際競争力の絶対的な評価基準であるかといえば、答えはシンプルではない。
政府の都市再生本部における議論ですら、東京などの大都市の集積をこれからもひたすら推し進めると言うことにはなっていないと思う。日本の都市の競争相手であるニューヨークや、ロンドン、パリ、上海、シンガポールがこれからもひたすら集積を求めてつく進んでいるかと言うとそうでもない。何らのファインチューニングが求められているのではないか。
これからの都市のあり方は、大都市と地方都市の有機的結びつきを目指すものになるのではないか?
我々は今まさに新たな「都市の国際競争力指標」を作り出すべきタイミングに生きている、と言う気がしている。
【都市再生本部 都市再生有識者ボード(参考)】
https://www.kantei.go.jp/jp/singi/tiiki/toshisaisei/yuushikisya/index.html
例えば、輸出大国から投資大国に変容を遂げた日本としては、日立などのM&Aを繰り広げているメーカー、商社、メガバンクが本店を構える東京はアジアのフィナンシャルセンターとしての地位を確立することを真剣に検討することも一案かと思います(コロナのダメージも欧米より低く、香港は中国返還の問題もあるため)。そのメリットとしては、外資系企業の誘致などによる雇用の創出や関連産業の発展が考えられます。
https://www.businessinsider.jp/post-216251
1位でなくても良いですが、1位を目指してやっと1位になれるもの。
また1位を目指すことで、見えるものがある。
さらに今コロナで新興国へ集まっていた投資が東京、日本に戻る可能性が高い。
今こそ世界から評価される都市への改革を目指して、繁栄のイノベーションを築くことは大切だと思っています。
1位でなくても良いです、でも世界から多くの観光者、優秀人材が憧れて集まる東京、日本への変革は強く期待します!
STAY GOLD!!
これを考えることがまずは重要だと思います。
欧米で作られたランキングで、日本が一位になることはまずありませんから。
客観性の低いもので一喜一憂するのは疲れませんかね。
都市戦略研究所の「世界都市総合力ランキング(GPCI)」...これは、新型コロナウィルス前の指標ですよね。
つまり「新型コロナウィルス前のものさし」を使って「新型コロナウィルス後の競争力」を計測する...ということです。
論理性の矛盾を感じるのは私だけではないと思います。いかがでしょう?
※個人的な見解であり、所属する会社、組織とは全く関係ありません